外部水洗の基本

戸建住宅では庭があることがマンションとの大きな違いのひとつです。庭を造りこむ事は費用がかかりますが、出来上がってみると非常に美しいものです。木を植えたりウッドデッキをつけてたり、サンルーム設置してみたりと家が出来上がった後からでも十分色々な工事が可能な部分です。

 

これをきれいに保つ、または上手に活かすには外部の水栓が必要になってきます。庭木に水をやる、ウッドデッキを洗う、玄関先を掃除する、洗車をする、窓ガラスを洗う為に外から水を掛ける、高圧洗浄機を使うなど,使用するシーンは以外におおいものです。

 

この外部の水栓をどこの位置に設置するかを良く検討しておかないと使いにくい、または設置したけど使わないと言った結果になる事もあるので、その計画の方法を考えてみましょう。また一言で外で使える水栓と言っても様々なものがあります。

 

外部水栓の種類

  • ガーデンパン
  • 散水栓
  • 洗濯用水栓
  • ペット用水栓
  • 多目的流し台 etc・・・

 

ここでは代表的であり最も採用率が高く・多目的な用途に対応できるガーデンパンと散水栓の設置について考えていきます。

ガーデンパン
庭,水栓

散水栓
庭,水栓

 


 

ガーデンパン

ホースをつなげる以外には、主に外で使った物を洗うと言った用途が考えられます。外で使ったものと言えばBBQのセット、花火の後しつのバケツ、外用スリッパ、園芸用品等が考えられます。

 

小さな子供がいる世帯では外で遊んだ子供の足を洗って家に入れる、小学生・中学生・高校生がいる世帯ではまたは部活などで汚れて帰ってきて少し洗ってから家に入る等、帰ってきてから洗って家に入るシーンも想像できるでしょう。

 

つまり場設置場所はやはり庭のなるべく近く、または勝手口があればその近くが良いと考えられます。

 

 

散水栓

地面から蛇口だけがでているタイプで、排水の機能は持ってませんので用途はガーデンパンと比較すると限定的になってきます。考えられる主な用途は庭の水やり、ガーデニングの水やり、洗車、玄関周りなどのアプローチやタイルなどの掃除が考えれます。つまり水やりと、掃除が目的になってきます。

 

この2つを比べた時、散水栓の方がすっきりとして、邪魔にならないように見えますが、実は単体で使う事はまずありません。

 

例外なくホースがセットでついてきます。つまり散水栓はホースとセットで初めて使える商品であることを認識したうえで、設置場所を検討しなければなりません。

 

玄関先に設置した場合は、ホースをつなげていなければ良いですが、つなぎっぱなしでは見た目が悪いですし、しかし使うたびにホースを持ってくることもめんどくさいでしょう。

 

つまり玄関から少し奥まってホースをつなぎっぱなしでも見た目にも気にならない場所が良いと言う事になりそうです。同じように庭の水やりをメインと考えた時も見た目に悪くならない工夫が必要になってきます。

 

駐車所の近くに設置して洗車を目的として設置する場合も同様です。見た目もそうですが、ホースのリールをつないだままにする場合はリール自体が結構な大きさがあるので駐車に邪魔にならないスペースに置かなくてはいけません。

 

ホースの存在をきちんと考えておかないと見た目あまり良い物ではないので、以外に曲者なのです。(ちらかっててもオシャレなホースがあるといいですね)

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