間取りを自分で考える為にはまず書くための道具が必要ですよね。
と言ってももちろん特別な道具は必要ありません。紙と鉛筆があれば考えることができるのです。
私も実務の上ではもちろん紙とペンでラフスケッチを書きながら間取りを考えています。
紙と鉛筆さえあれば考えられるのですが、手書きする上でも道具がそろっていると考える気力がアップするかもしれませんよね。
もしかしたらいいアイディアが出てくるかもしれません。そこで文房具店でそろうおすすめの道具をご紹介します。全部まともにそれ得ても1000円〜2000円あれば十分そろえることが可能です。
ユニホルダー 2.0mm
ステッドラー シャープペン シルバーシリーズ 2mm
ペンはシャーペンや鉛筆など細い芯のものはあまり使いません。メインは壁になる太い線を書くための鉛筆が必要になってきます。
ホルダーペンと芯のセットが必要です。あまり見かけない文房具だと思いますが、以外に普通に文房具店で売られています。
500円〜2000円まで幅はありますが500円程度のもので十分使えます。こちらは非常に芯が太く、間取りを書くのに適しています。
三菱uniフィールド 2ミリ 替え芯
三菱uniフィールド 2ミリ 赤色芯
たくさん間取り図を書いていくと換えの芯が必要になってきます。きれいなラフスケッチの図面を仕上げる場合は2Bの濃いめの芯を使うのですが、万能選手はBです。
HBでは少し薄いため図面にメリハリがつけにくいですね。あまり使いませんが赤い芯も売られています。
芯の太さは2.0oあります。普通のシャーペンが0.5oだと考えると4倍の太さがあります。一発で太い線を書くためにこのような太い鉛筆を使っています。
どんなものでも自分が好きなものをお使いいただければよいのですが、ちなみにペン型の消しゴムを持っておくと細かな修正をするときに便利です。
図面は太い鉛筆芯を使っていますので少し消しただけでもすぐ消しゴムが汚れて消す力が落ちてきますので、消す力が元々強いものが向いています。
オキナ プロジェクトペーパーB4
5mm方眼
ポイントは5oの方眼紙です。自分で考えるときはメーターモジュールで考えましょう。
このため5o方眼紙が適しています。1mを1pで表現できますので5mmで50pです。
ここで紹介しているのノートが一番おすすめです。A4サイズもあります。製図用に方眼線が青くなっているのでコピーしても写りにくく、図面を書くのにとても適しているノートです。
大きさはB4サイズをおすすめします。
なぜB4かというと 100分の1のサイズで間取りを考えるときこのサイズであれば50坪程度で2階建てまでなら、
一枚で一階と二階の平面図と立面図が2面が入りきるサイズです。ラフスケッチを考えるのに丁度良いサイズなのです。
希望しているメーカーが尺モジュールでも大丈夫です。
だいたい同じような大きさに変換することができるはずですので自分で間取りを書くときにはメーターモジュールで考えていきましょう。
※私たちプロが使うペンも実は文房具店で普通に売られていますが、紙がなかなか売られていません。
敷地の大きさを紙にトレースして敷地計画や間取りを考える為トレーシングペーパーという下が透ける紙を使っています。
少しお値段もするので、敷地まで落とし込んで本格的に考えたい方は買ってみても良いかもしれません。
AKAEテクニカルペーパー ノート 5mm方眼紙 トレーシングペーパー B4 50枚 1800円程度
あまり色々そろえるとお金がかかるから「普通の紙でもいいからプランニング用紙が欲しい」という方のために
住宅間取りの設計サポート(sumai-sekkei.com)オリジナルプラ用紙をダウンロードできます。
A4 サイズの910(尺)モジュール用のサンプル
以下のページからどうぞ!!