1000mm(メーター)か910mm(尺)か

 

メーターモジュールと尺モジュールって何?

 

この記事では家を考える上では、必ず知っておく必要がある「モジュール」について、とりあえずこれを知っていればOKという基本に絞って紹介しておきます。

 

 

設計する単位の事

 

住宅の設計において、メーターモジュールと尺モジュールは建築物の寸法や設計を行う際に使用される長さの単位のことだったんですね。実は。

 

現在日本のハウスメーカーの基本的な設計単位は大きく2つにわかれています。よく耳にすると思いますが、メーターモジュールと尺モジュールです。

 

 

メーターモジュール

メーターモジュールは、日本では割と最近採用された設計モジュールです。1モジュールを1mとして、とてもキリのよい設計単位になっています。

 

1000mm・500mm・250mm等の寸法を使って計画を進めて行きます。

 

 

 

メーターモジュールの場合の図面例

 

メーターモジュールの図面

 

 

 

尺ジュール

尺モジュールは、メーターモジュールよりも小さな単位で、1モジュールは約91cmとして設計をしていきます。この単位は建築設計の際に、細かな部分や素材の寸法を計測するために使用されます。

 

例えば、柱の太さや窓の寸法、壁の厚さなどの細部を尺モジュールで表現することがあります。また、床材やタイルなどの素材の長さや幅を尺モジュールで指定することもあります。

 

現在の日本建築においては、この尺モジュールが大多数をしてめており、メーターモジュールを採用しているメーカーは少数派なんですね。

 

尺モジュールの場合の図面例

 

尺モジュールの図面

 

もし自分で間取りを考えだす場合は

 

一般の方がとりあえず自分の間取りを考えるにはメーターモジュールが分かりやすくて良いように感じます。

 

 

 

100分の1の縮尺だと、1cmが1mですので方眼紙がとても使いやすいですし、市販の物差しで図面を作成しても物差しの目盛りは1mm単位1cm単位ですのでやりやすいです。

 

ですのでまず自信で考える場合にはメーターで考えてみましょう。でき上がった図面をもとに尺モジュールに直していく作業は対して難しくありません。プロであればそれなりに近い寸法に直していくことができるでしょう。

 

ですので、自分で方眼紙に間取りを考えてそれをハウスメーカーに渡して、そのメーカーにあうように修正を加えてもらえれば、実際に建つ間取りを自分で考える事が出来てしまうのです。

 

各部屋の基本的な広さや、設計要素はそれぞれの項目で説明をしていますので、その項目を参考に自分で間取りを設計してみましょう。

 

参考⇒メーターモジュールのメリットデメリット

 

間取りのポイント
自分で設計する場合間取りは方眼紙にメーターモジュール【1cm=1m】で考える

 

 

お役立ち関連記事


間取り・家づくりをはじめたばかりという方はこちら!



家づくり初心者で、失敗しない家づくりをしたいというあなたへ!

【プロ必見】見せた瞬間ファン化させ、契約率を20%UPさせる