洗面、トイレ、寝室、子供部屋のセオリー

計画のセオリーを知る

間取りをチェックしたくても、その計画が良いかどうかを見極めることが出来なければただ図面を眺めて終わりになってしまいます。

 

第四回はトイレ、洗面脱衣所、お風呂、寝室、子供部屋について基本的なセオリーを理解して基本的な水廻りや各部屋の計画方法についてお伝えします。

 

トイレの設計セオリー

トイレは毎日使う空間で有り、計画位置によってその使い心地は驚くほど変わってきます
1階にあるトイレ、2階にあるトイレについて考えて見ましょう(1階にLDK+和室 2階に寝室・子供部屋がるスタンダードな間取りを想定しています)

 

1階トイレの位置のパターン

  1. 洗面、UBの近く
  2. 玄関ホールの近く
  3. 階段の近く

 

 

大きく分けると上記の3パターンです。

 

それぞのれ特徴をつかんでおきましょう。

 

@洗面、UBの近く

設計,セオリー

洗面UBの近くに設置した場合、子供が入浴中などにトイレに行きたくなった時に便利ですが、洗面がすぐそばにあるので朝の時間帯みんながトイレ、洗面を使うため用をたす為にトイレを使うとき隣の洗面に誰かがいる事が多いのです。

 

そのため大を使うとき、または使ったとき音や匂いが気になる場合があります。

 

A玄関ホールの近く

設計,セオリー

玄関ホールにある場合は各部屋とは離れているため、音、匂いは気になりにくい位置にあります。

 

運悪く玄関先での来客時に使いたくなった場合に使いにくい場所になってしまいます。

 

B階段の近く

設計,セオリー

階段の近くにあるトイレは二階にトイレが無い場合に特に便利です。夜中使用したくなったとき階段降りてすぐにトイレがあると使いやすいのです。

 

 

2階のトイレについて(LDKが1階の場合)

その役割は子供のためにあるトイレと言っても過言ではないでしょう。トイレの使用時間帯が重なった時、大人はある程度我慢できますが、子供は出来ません。

 

また冬場夜中トイレに行きたくなったとき寒い廊下階段を通らないとトイレに行くことが出来ません。

 

2階にトイレがあればわずかな距離で済みますが、無い場合は寒い中廊下を降りなければ行けません。

 

 

 

【トイレのセオリー】
  • 生活スタイルに合わせたトイレ位置にする
  • 1階のトイレについて@ABのパターンのメリットデメリットを理解して選択する

洗面脱衣所とお風呂(ユニットバス)設計セオリー

洗面と脱衣所は本来別用途の空間です。しかし面積の面積が節約できる、配管を近くにまとめる事が出来る等の理由から一つの部屋で計画されている事が一般的です。

 

洗面脱衣所は以上理由から2つのパターンが存在します。

 

  1. 洗面脱衣所が一緒になっている
  2. 洗面と脱衣所は別になっている

設計,セオリー

 

洗面と脱衣所が一緒なっているパターン

@の場合は「歯を磨く、顔を洗う」と言った洗面の行為と「服を脱ぐ、着る」と言った脱衣の行為を同じ部屋でするので面積の節約になる

 

洗面所と脱衣所が別になっているパターン

Aの場合はそれぞれが別の空間にあるため誰かがお風呂に入っている場合でも洗面が使えます。

 

洗面脱衣所のセオリー
  • 出来れば洗面と脱衣所は別に計画をする。
  • 優先順位で面積を節約した方が良い場合、洗面脱衣所は一つの空間として計画する

 

 

 

お風呂

一般的に提案されているお風呂はUB(ユニットバス)です。UBについてセオリーは特にありませんが、910モジュールの設計手法では1616サイズ、メーターモジュールの設計手法では1618サイズが基本です。

 

1616は幅、奥行きの壁内寸法が1.6mになっているのです。

寝室と子供部屋の設計セオリー

寝室の計画

設計,セオリー

※6畳の寝室レイアウト例

 

寝室は基本的には寝る為の部屋です。寝室に置かれる家具はベッドがメインになります。ダブルベッドを置くのか、シングルベッドを並べておくのかは生活スタイルによるところが大きいのですがどちらにしてもある程度の広さは必要です。

 

寝室の広さの目安は6畳〜8畳程度が一般的です(最低限5畳)。これくらいの広さが確保できていればダブルベッド、もしくはシングルベッドを2つ並べてもベッド脇に70p〜90p程度の通路が取れます。

 

寝室の広さが確保できそうであれば家具を配置したときの通路幅、収納前の空き寸法がどれ位になるかをチェックしましょう。通路は50p以上、収納入り口前は大きな物の出し入れが出来るよう80p以上が確保できるようにしておきましょう。

 

寝室のセオリー
  • 広さは最低限5畳〜 ベッドなどの家具の配置に無理が無いかを確認する

 

 

子供部屋の計画

設計,セオリー

※4.5畳子供部屋レイアウト例

 

子供部屋に置かれる家具の基本セットは服を収納するクローク、学習机、ベッドです。もちろん布団で寝る方もいれば、机は必要ないと考える家庭もあるでしょうから一概には言えませが、基本セットをレイアウトする場合は最低限4.5畳以上が必要です。

 

4.5畳が最低限ですが、きちんと部屋の広さ出入り口(ドア)の位置を確認し、基本のセットを配置してみましょう。きれいにレイアウト出来なければドアの位置を移動させましょう。6畳程度広さが取れている場合は十分な広さがある為、家具レイアウトには問題ありません

 

子供部屋のセオリー
  • 子供部屋は4.5畳以上、4.5畳〜5畳程度の広さの場合は必要な家具がレイアウト出来るかどうかを確認する。