雨戸の必要性は窓の大きさで決める

雨戸の必要性と設置基準を考える

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風が強い谷あいの地域、海沿いの地域などは窓に雨戸が付いていることが多いのですが、その他の地域に建てる場合で雨戸をつけるべきかどうか悩む方が多いです。

 

台風の時はあれば安心ですが、雨戸も高価なものなので、全ての窓につけるとなると考えてしまうでしょう。費用対効果も気になるところです。今回は雨戸をつけるべきかどうについて、その判断をする為の情報を提供します。

 

 

雨戸の種類

シャッター雨戸は探してみると木目調であったり、アルミ調であつたりと意外といろいろな種類があることがわかります。昔ながらの横にスライドするタイプ、窓上部に収納ボックスが付くタイプが主流です。大きく分けると形状・動力・素材の・点から以下の様な分け方ができます。

 

【形状】@引戸タイプAシャッタータイプ
【動力】@電動タイプ A手動タイプ
【素材】@:アルミ・鋼板性A木性

 

【形状による違い】

引き戸タイプはレール上をスライドさせるだけなので、シャッタータイプと比較すると閉めやすいという利点がありますが、雨戸を引いて開けておくためには雨戸分窓横にスペースが必要になります。

 

その部分にはエアコンの室外機、外部照明、雨戸等が設置できないため、家全体の計画をみて邪魔にならないようにする必要があります。シャッタータイプは窓上部に格納するためのボックスが付いており上下にシャッターが移動するため、窓横に照明や室外機などの設置は問題ありません。

 

【動力による違い】

シャッタータイプの雨戸に限られますが、電動タイプの商品があります。これは雨、風が強いときでも窓を開けるとこなく部屋内のスイッチ一つで開閉が可能です。力のない年配の方でも安心して使うことが出来ます。

 

【素材による違い】

雨戸の素材の主流はアルミ・鋼板性です。リクシル・YKKなどの主要メーカーの持っている商品は基本的にアルミ素材です。しかし一部のメーカーではデザイン性を重視した木製の引き戸タイプの雨戸も持っています。

 

 

雨戸を付けるときの考え方の基準

 

シャッター雨戸は必要ですか?という質問を良く聞かれることがあります。

 

答えは全体の予算を見て余裕があればつけましょう。です。ただし地域柄や立地条件によって風が強く吹き込むような環境であれば、積極的に設置をお勧めしています。

 

一般的な平野の開けた土地で、周囲の家を見渡しても、付いてたり付いていなかったりするような周辺環境であればシャッター雨戸はあまり重要ではないと判断します。付けるにしても大きい掃き出し窓のみで十分だと説明します。

 

シャッターをつける理由は万が一台風の時物が飛んできて窓ガラスが割れた時の事が心配だからです。

 

ではどこまで心配するのか…、これを言い出すとキリがありません。詰まる所付けれる窓には全部つけましょう…という話になってしまいます。

 

しかしそんなにコストは掛けられませんし、現実的ではありません。また台風などで割れてしまった場合は基本的に火災保険で治す事ができます!つまり、極端な話では窓ガラスが割れてその後のメンテナンスにお金がかかるからシャッターをつけるわけではなく、あくまで安全面を考慮してどこまでつけるかがポイントになるのです!

 

どこで折り合いをつけるべきでしょうか?これが重要なのです。

 

では不運にも割れた時の事を想像して見ましょう。外に出れる大きな窓 掃き出し窓は横1.8メートル程度、縦2メートル程度あります。この大きな窓が割れてしまうと、応急処置が大変なことは容易に想像が出来ます。

 

一畳から、2畳程度はあるブルーシートが必要になりますし、それを抑えるためにテープを周囲に貼ることも大変です。もしなんとか割れた部分をふさぐ事ができても、割れた面積が大きければ再び処置部分が外れてしまうかもしれません。

 

しかし、中連窓、大きさが1.2m×1m程度の窓が割れた時はどうでしょうか?応急処置として窓を塞ぐ事も大して難しくありません。ガラスが大きくないので応急処置部分がまた外れてしまうリスクも小さくて済むのです。

 

このような考えていくと、処置が大変でリスクが大きい掃き出し窓だけにシャッターを設置して、中連窓など小さめの窓が万が一割れてしまった時はその時に対応する、という結果になるのです。

 

雨戸を付けるときのまとめ

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シャッター雨戸は決して安いものではありません。安全面を考えるならば全てに付け連絡ば良いのですがそういうわけにはいきません。必要最低限の箇所数に抑えておくべきです。その判断基準になるのは、万が一割れた時の応急処置ができるか、出来ないかがポイントになるのです。

 

万が一割れてもテレビ画面サイズの窓であればなんとか対応できるでしょうが、外に出れる大きな窓が割れてしまうと、処置も大変です。応急処置部分がまた剥がれてしまうリスクも考える必要があります!

 

割れてしまった後の補修費用は基本的に火災保険で治す事が出来るので、火災保険にはキチンと加入しておきましょう!

 



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