給湯機や室外機の位置をエクステリアの計画と合わせて考える

エコキュート,室外機,設置場所

一戸建ての庭周りや裏手側を見てみるとほぼ全ての家に共通して設置してあるものがあります。それは給湯設備とエアコンの室外機です。

 

またそのほかにもプロパンガスのボンベ、最近では蓄電機、太陽光発電のパワーコンディショナー等、家の周辺に設置なければならないものは意外に多いものです。

 

新築を計画していくときウッドデッキやテラス、カーポート等夢の広がる物が多いのですが、家の外回りに出てくるものは夢のあるものばかりではありません。

 

現実的にかつ快適に生活を送る為に設置が必要な設備機器が多数あるのです。

 

快適に過ごすために必要な設備とはいえ、給湯器やエアコンの室外機などは見た目が良いものではありませんし、庭側に持ってくるとやはり邪魔なものになってきます。
できれば見た目にもあまり気にならずにかつウッドデッキやカーポート等の設置を邪魔しない位置に計画していきたいものです。

 

給湯器の設置位置

 

給湯器も電気温水器や、現在主流のエコキュート、ガス給湯器等種類によってサイズや設置機器が変わってきますが、基本的には家の裏手側と呼ばれる位置でなおかつお風呂やキッチン等お湯を使う場所からなるべく近い位置に設置します。

 

給湯器から管が伸びてお湯を使う設備まで接続されている為あまり遠いと、お湯を出した時に最初に出る冷たい水が出る量が多くなってしまいます。またメンテナンスが必要なため、給湯設備の周辺は既定のメンテナンススペースを確保する必要があります。場合によっては狭すぎる場所には設置不可能なケースがあります。

 

エアコンの室外機
給湯器は基本的に1家に1台でしょうが、エアコンは1家に1台ではありません。おおむね一部屋に一つ設置されています。つまり4LDKであれば、LDKに1台および各部屋1台で最大で合計5台必要になってきます。

 

つまり室外機もそれに応じて最大5台家周辺に設置しなければいけません。ウッドデッキ等の干渉に注意しながら設置位置を決めていく必要があります。またこちらも家電製品ですのでメンテナンスが必要ですし、古くなってくると買い換えも検討しなければなりません。

 

エアコンは本体と室外機をある程度離して設置しても問題ありませんが、それぞれが接続管でつながっているので、その管のメンテナンスのしやすさは考慮して設置位置を決める必要があります。

 

外回りの設備で共通して配慮しなければならい事は、メンテナンスのしやすさ、エクステリア等の計画との干渉、見た目です。敷地によっては全てを満足できる位置に設置できない場合ももちろんあります。

 

その場合は優先順位として最も高い項目はやはりメンテナンスです。まずはメンテナンスが確実にできる位置を考えそこから見た目、エクスていリアの計画などバランスを整えていく方法が良いでしょう。


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