基本的な計算の仕方を知る

平米,帖,坪

 

@平米(u)⇒帖の計算方法
【1.65で割る】  ※因みに0.91m×1.82m≒1.65u=1帖
計算例 10(u)÷1.65=6.06(帖)

 

A平米(u)⇒坪
【0.3025を掛ける】
計算例 10(u)×0.3025=3.02(坪)

 

B帖⇒平米(u)の計算方法
【1.65を掛ける】
計算例 10(帖)×1.65=16.5(u)

 

C坪⇒平米(u)
【3.3を掛ける】
計算例 3(坪)×3.3=9.9(u)

 

床面積を表現する単位として3つ存在しています。平米(u)と畳の枚数で表現する帖数と坪数があります。uは世界共通の表現ですので、どのメーカーでも同じ基準で表示しています。また坪数もuが基準となりそこへ0.3025をかけ算するのでどのメーカーでも同じ基準、広さになります。

 

しかし、帖数はどうでしょうか?メーターモジュールのメーカーや尺モジュールのメーカーでも6帖の和室の広さが異なるケースがあります。

 

またメーター、尺にとらわれずとも1帖という表現自体も関東間、本間、京間で違いあるのです。良く使われる【帖】の広さ表現は実はあいまいでイマイチはっきりした統一基準がないのが実情です。

 

ですが、アパートやマンションなどは基本的には尺モジュールの910mm×1820mmを1帖とする表現が一般的であり、この広さで説明している場合がほとんどです。0.91m×1.82m=1.65uになるのでこれを覚えておけば一部屋の広さを考えたり、説明したりするのに非常に便利です。

 

例えば3m×3m=9uの部屋があったとすれば、9u÷1.65u≒5.4 つまり5.4帖の広さと言う事になります。

 

実際の実務でも、『この部屋は何帖ですか?』と良く聞かれるのですが、あえて上記の様なモジュールによる広さや関東間、本間等の違いは説明せず、1.65u=1帖として説明をしています。

 

その理由は先程の通り、アパートやマンションではこの広さ表現が一般的でありアパートやマンションに住んでいて、戸建住宅を考える時、6帖、8帖といった広さがどれだけのものか感覚的につかみやすい為なのです。

 

今いる部屋は4.5帖ですか?6帖ですか?将来的に住む部屋は何帖あったら良いと思いますか?

 

と言った具合に、説明や要望を効く際は基本的には帖数で聞きますし説明もします。感覚的に伝わりやすいので!

 

和室は何uあったらいいですか?なんて言われても全く想像できないでしょうし、分からないと思いす。

 

先に述べたように帖数の表現は細かく分類していくと1帖の広さでもずいぶんと種類があるのですが、とりあえず説明してある1.65uが1帖という事だけ押さえておけば十分です。

 

また家全体の大きさを考えるときによく使われるのが坪数です。要望を伝える時も、「家全体で35坪の家が欲しい」と言った具合に使われるのが一般的です。115uの家が欲しいとは誰も言いません。

 

家全体の大きさを表現するときに使いますのでuに0.3025を掛けると坪数になる事を押さえておけば十分です。

 

上記にCパターンの計算例を載せていますが、@とAを押さえておけば良いでしょう!

 

 

広さの基本変換が分かった人は、【部屋数の数え方】について学ぶと間取りの表現がさらに良くわかります。

 

⇒部屋数の数え方をマスター!1LDK?2LDK+S?結局何部屋?


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