物件の価格と年収から年収負担率を計算する

年収負担率,計算方法,目安

 

2ステップで簡単!年収負担率計算方法
下の表は100万円を借りた場合に月々の返済額がいくらになるかを返済期間と金利に合わせて算出した表です。この表を活用することでおおよその毎月の返済額を算出することができ、年収負担率も確認することができてしまいます。

 

年収負担率,計算方法,目安

 

ステップ@月の返済額を算出する

【住宅ローンの借入額※1】÷100万×【100万あたりの毎月返済額※2】=月の返済額

※1住宅ローンの総額を入れる
※2上記の表を参考にして金額を入れる(表に当てはまる金利がなければ・・すいません)

 

ステップA年収負担率を算出

(【年間返済額※3+継続的費用※4】)÷税込年収×100=年収負担率

※3先ほどの月の返済額に12を掛ける
※4固定資産税や修繕費など年間にかかる諸経費・・分からない場合は20万程度を見込んでおきましょう。

 

計算例

税込年収500万円の人が2500万の住宅ローンを35年 金利1.00%で組む場合

 

@2500万÷100万×2823円=70575円  これが月の返済額

A(70575円×12+20万)÷500万×100=20.93% ついに出ましたこれが年収負担率!

 

年収負担率は25パーセントが目安です。上記の計算例で行くと21パーセント程度なので許容範囲内と考えることができますよね!

 

年収負担率から自分に合った金利タイプを選ぶ

 

年収負担率によって選ぶべき金利の種類が変わってきます。営業マンの言われるがままに決めてしまうと後で後悔してしまうことも。なぜなら正しい知識も持ち合わせて本当にその人に合った提案をしてくれる人もいるでしょうが、担当によってはどんな人にも使えるような営業トークでさっさとローンを決めてしまう営業マンもいるでしょう。

 

なぜ自分たちはこのタイプの住宅ローンが良いのかきちんと説明を受け納得の上でローンを決めていく必要があります。知っている知っていないで大きく損得が変わってきます。

 

住宅ローンと聞くと少し面倒くさいイメージがありますが、頑張って勉強して自分達に合ったローンの商品を選び長期的に安心して住まう事が大切です
自分に合った金利タイプを選ぶことで安心して生活を送ることができます。逆に自分に合ってないタイプを選んでしまうと後々苦しくなることもあるのでそれぞれの特徴をつかんで納得のいくローン商品を選びましょう。

 

負担率が25%に近い世帯は固定金利型が良い

年収負担率,計算方法,目安

メリット:返済額が確定される
デメリット:他よりも金利は高め
おすすめの世帯はこんな人達⇒家計にあまり余裕が無い世帯向けで返済額が安定したタイプ

 

当初の金利は他より金利が高めだが、将来的に金利が上昇しもローンが始まったときの金利のままなのがこのタイプ。つまり将来の金利に左右されなくて済むので、金利が上がっても関係ないので住宅ローンが突然家計を圧迫する可能性はない。逆に金利がさがっても関係ないので突然余裕が出ることもない。最初に返済額が把握でき計画をきちんと立てることができるのがメリット。

 

負担率が10%台の世帯の世帯は変動金利型でいきましょう

年収負担率,計算方法,目安

メリット:手数料が安く金利が低い
デメリット:返済額が安定しない
おすすめの世帯はこんな人達⇒金利上昇にも対応できる家計にゆとりがある世帯向け

 

他の商品タイプよりも金利は低め設定してあるので、借り入れ当初の返済額も抑えることができる。金利が下がればさらに月々の返済額もさがり余裕が生まれます。が金利が上がればそれに伴って返済額も上昇。月々の返済額にある程度余裕があり、上がっても対応できる世帯であれば当初より返済額が他の商品タイプよりも抑えることができる。

 

 

負担率が25%に近く子供が中学生以上の世帯は固定金利選択型!

年収負担率,計算方法,目安

メリット:一定期間金利が固定
デメリット:返済額が固定期間終了は安定しない。
おすすめの世帯はこんな人達⇒将来の家計に余裕が生まれる見込みがある世帯向け

 

今は子供に教育費がかかるけど、固定期間終了後に子供が卒業する、または配偶者が職場復帰する等今後に収入増が見込める世帯にお勧め。その後の月々の返済額がアップしても対応できれば問題ない。


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