地盤調査書の見方のポイント!

地盤調査報告書はとりあえずここを見よ!

地盤調査,見方

「地盤が弱かったので補強が必要です」と言われたけど、本当に必要なのか分からない!と言った方もいるでしょう。自分では判断できないので言われるがまま進めるしかないのが地盤の補強です。

 

確かに専門知識が必要で素人で調査書をみて判断する事はできません。しかし納得して補強する場合と納得できないけど補強する場合では支払うお金の価値が変わってきます。

 

納得の判断をするために調査書の見方のポイントを抑えておきましょう。難しいことはとりあえず抜きにして、ココだけチェックすればある程度判断できるポイントがありますのでそこを理解しておきましょう。

 

 

1.地盤調査の方法を確認する

地盤の調査は今や法律で決められており、調査結果によって、地盤に補強が必要かどうかを判断するのですが、その調査方法は1つではありません。

 

建築における地盤調査の方法はいくつかあるのですが、住宅の規模で採用される地盤調査の方法はスウェーデン式サウンディング試験という方法を採用されるケースがほとんどです。

 

 

この方法は安価で大規模な機械が必要ありません。人一人と大きめの一輪車程度の機械が入れる場所であれば調査可能です。

 

 

地盤調査,見方

調査方法の概要はこのような形状にスクリューを先端につけ上に重りをつけて回転させながら地盤に入れていきます。

 

 

上に乗っている重りが重いほど、またこのスクリューの回転数が多いほど地盤が強いと判断されます。これを25センチごとに回転数と乗せている重りを記録しておくのです!

 

この上に乗せる重りは100キログラムが上限で、25キログラムが下限になります。100キロの重りを乗せただけで沈んでいった場合は、重りを75キロにしてみます、それでも沈んだら重りを50キロにして、それでも沈んだら25キロの重りに変えます一番弱い層はこの25キロの重りを乗せただけで勝手に沈んでいった層となります。

 

 

ここまでの説明でお気づきでしょうが、調査方法は至って単純な方法で行われています。簡単にまとめると、重りを乗せて25センチ毎に沈んだ回転数を数えるだけです!

 

 

2.具体的な調査書の見方とポイント

調査書の簡単な見方を具体的に確認していきましょう。下のものが実際の調査結果に基づく資料になります。だいたいどの地盤調査会社も似たような書式になっているので、同じ見方をする事ができます。

地盤調査,見方

 

 

最も単純な見方としたら赤い線より右側にバーが伸びていたら強い地盤、伸びていなかったら弱いと判断します。

 

これだけ知っているだけでも正直OKですよ!ハウスメーカーの一般的な営業マンもこの程度しか知らないでしょう。

 

弱い地盤と判断されるのは100キログラムの重りをつけた時、スクリューが無回転で沈んでいってしまった地盤の層になります。これは自沈層と呼ばれていて地盤の強さを、判断する上でとーっても重要な意味を持ちます!

 

住宅を建てる上で強い地盤と弱い地盤との境目が地表〜2メールの深さまででこの100キログラムの重りを乗せた状態で勝ってに沈むか沈まないかなのです!

 

弱い地盤の中でももうひと段階境目があり、それが2〜5メートルの深さまでで50キログラムの重りを乗せた状態で勝ってに沈むか沈まないかです!

 

50キロの重りを載せて勝って沈む地盤の層はメチャクチャ弱いと判断されます。

 

上記の考え方の通り、地表面から2メートル以内に100キロの重りを載せて沈む自沈層がある場合、2メートルから5メートルの間に50キロの重りを載せて沈む自沈層がある場合で補強が必要と判断されるのが一般的な基準です。

 

補強の方法は多種多様です。住宅建築で採用される補強方法は

  1. 表層改良
  2. 鋼管杭
  3. 環境パイル
  4. 柱状改良

の4つの方法が主流になっており、調査結果によってどの方法を採用するかを決定していきます。このそれぞれの補強方法はまた違うコンテンツでご説明します。

 

3.まとめ

あくまで一般的な基準なのでケースバイケースだという事は理解しておいてくださいね!調査点は基本的に建物の4隅と真ん中、併せて5点を調査します。この5点調査した結果、全体的には良い結果だが建物の右下のみ弱い場合などは必ずしも補強なしとはいかない場合があります。

 

逆に全体的に少し弱いけど、どのポイントもまんべんなく少しだけ弱い場合は補強が必要ない場合も考えられます。最終的には設計者、ハウスメーカーの責任において補強が必要かどうかが判断されます。

 



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