玄関収納と土間収納

玄関収納3つの方法

玄関,収納,シューズーム

間取りの提案をされて玄関の集の方法について説明をされたことはあるでしょうか?実は玄関の収納方法を大きく分けると3つの方法があるのです。

 

マンションやアパートでは下足箱が設置してあるスタイルがスタンダードですが、戸建て住宅の場合(特に注文住宅)では選択肢は1つではありません。

 

ここでは玄関についてどのような収納方法があるか、3つのパターンについて解説をします。その選択肢を知って家族のライフスタイルにとって最適な収納方法を選択しましょう。

 

 

 

 

1.玄関収納の方法は3パターン

玄関に集まる物は靴だけではありません。帽子やスリッパ、傘、園芸用品、掃除道具等パッと思いつくだけでも4〜5つは思い浮かぶのではないでしょうか。

 

生活スタイルによっては自転車を入れる、三輪車など収納したい人もいるかも知れません。

 

玄関の収納の計画方法は下足箱を置くだけではありません。シューズルーム、土間収納等と呼ばれている収納を計画する事もあます。

 

アパートやマンションではあまり玄関に広い面積を使うことはできませんので、下足箱だけのケースががほとんどです。

 

具体的に計画方法を箇条書きにすると以下の3パターンに分けることができます。

  1. 下足箱を置く
  2. 下足箱は置かずシューズルームを設ける
  3. 下足箱を置き、土間収納も設ける

 

収納は多ければ収納力は上がりますが、反面面積増とコストアップだけではないデメリットもありますのでそれぞれについて確認してみましょう。

 

 

2.下足箱だけを置くタイプのメリットデメリット

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最も一般的な玄関周りの収納方法です。玄関からフロアに上がる段差のある所(※専門用語で玄関框と言います)に隣接して収納ボックスがある為、履きたい靴がすぐに取り出せる、またはすぐにしまう事が出来ます。

 

つまり玄関の靴は比較的かたずけやすいのできれいに保つ事ができそうです。(もちろん住まう人の性格に寄る所が一番大きいと思いますが・・(笑))

 

カウンタータイプの下足箱であれば、玄関先に写真や観葉植物を飾る等収納以外の用途としても使う事ができます。

 

新築の戸建てで主流になっている幅120pのコの字タイプの玄関収納でおよそ52足収納可能です。また上下のセパレートでおそよ42足収納可能です。

 

平均的な夫婦と子供2人の世帯を想定した場合52足で丁度一杯になる程度の収納量です。これを目安に下足箱の収納量を調整すると良いでしょう。

 

また土間収納などの小部屋が無いので、コスト的には一番安く済むタイプの計画です。

 

3.SCLを計画する場合のメリットデメリット

 

3-1.シューズルーム(小部屋タイプ)

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こちらのタイプは玄関に下足箱は設けず靴の小部屋を脇に設けるタイプです。@のタイプに比べると収納として使う面積がとても大きくなる為、全体の計画も比較的余裕がある場合は採用できるでしょう。

 

玄関にシューズボックスを設けない為玄関がすっきりして広々として見えます。またシューズルームなので出入り口に扉を設置するケースがほとんどです。

 

2帖程度でも設けておけばかなりの収納力が望めます。もちろん靴だけでなく、カッパや傘、子供の外用の玩具、ベビーカー、ゴルフバック、スコップや庭の手入れの道具など雑多なものも入れる事が出来る非常にフレキシブルな収納空間です。

 

ただし、普段使う靴は玄関に出っぱなしになりがちですし、いざ必要な靴はわざわざ小部屋に入って取りだす必要がある為少し手間がかかる場合があります。

 

最低限必要な広さを考えると1帖でも可能です。しかし「部屋」として収納空間を計画しているのである程度広さがいるので費用面では高く付きます。

 

その分収納力は下足箱だけのタイプと比較すると収納できる物の種類や量が違ってきますので費用対効果は十分望めると言えます。

 

3-2.シューズルーム(ウォークスルータイプ)

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このタイプは小部屋は小部屋なのですが入口とは別に出口も設けるタイプです。A-1の場合は扉を開け入口から入れば、また同じ所から出るしかありません。

 

しかしウォークスルーできるようにしておけばいちいち出たり入ったりする必要もなく玄関に靴が出っぱなしになると言った事もなくなります。

 

このタイプは良くファミリー玄関とも呼ばれています。家族はシューズルームを通って家の中へ、来客は玄関からと分ける事が出来ます。

 

動線が家族用と来客用と分けることができるので、玄関先をいつもきれいに保ちたい奥様に人気のタイプです。

 

非常に使い勝手がよい収納ですが、通路として使う部分も増える為、同じ2帖の広さでも収納力は入り口が一カ所のシューズルームと比較すると劣ります。

 

収納力は落ちますが、玄関先がいつも片付いた状態にできることが最大のメリットとになります。

 

4.予算や広さに余裕があれば下足箱+SCL

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このタイプは靴は靴箱へそれ以外の収納は土間の収納へ分けたタイプです。やはり収納へ使う面積は単純に下足箱+小部屋となるので増えてきます。

 

全てのタイプの中で最も収納力がありますが、一番コストが高くつくのもこのタイプです。しかし下足箱と土間収納と両方を併せ持っている玄関ですので、収納できる量、種類が非常に大きいのが特徴です。

 

土間の収納部分をさほど大きくとらずとも下足箱はあるわけですので、十分な収納力が見込めますし、作り方次第では自転車などの収納も十分可能です。

 

 

収納力を第一に考えるならばこのタイプが一番です。

 

 

5.玄関収納のまとめ

それぞれの玄関収納のタイプのメリットデメリットをまとめると以下のようになります。

 

下足箱を置くだけのタイプのメリット・デメリット

  • コスト的に一番抑えることができる
  • 玄関先の下足は片付けやすい
  • ある程度大きな下足箱を置けるスペースがないと収納力がない

 

シューズルーム(小部屋タイプ)のメリット・デメリット

  • コストはかかるが費用対効果の収納力がある
  • 下足箱タイプと比較すると、ゴルフバック、園芸品など収納できる種類も増える
  • 靴を取りに行くために一度シューズルームに入る必要があるため面倒
  • 靴の出し入れ面倒になる為、玄関先が一旦必要の無い靴で散らかりやすい

 

シューズルーム(ウォークスルータイプ)のメリット・デメリット

  • ある程度面積が必要なのでコストは高く付きやすい
  • 動線が家族用と来客用と分かれるので玄関先が常にきれいな状態に保ちやすい
  • 下足箱タイプと比較すると、収納できる種類も増える
  • 小部屋タイプと比較すると本来収納できる部分を通路として使うため収納力は落ちる

 

下足箱+土間収納タイプのメリットデメリット

  • 収納できる種類も多いし量も多く、全てのタイプの中で最も収納力がある
  • 下足箱があるので靴も片付けやすい
  • コスト的に最も高く付く傾向がある

 

以上全てのタイプ善し悪しをご紹介しました。玄関先の収納だけをみても方法は多様で、考える事も沢山あるのです。是非ご自身の計画に役立ててください。

 

 



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