家の風通しと窓と効率の関係

風通しの自然条件を考える

家,風通し

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家の風通しは窓の設計と建物の配置に大きな影響を受ける内容です。建物の配置に関してはあまり隣接建物に窓が近くては、いくら窓があっても風が通らないのは当然の事でしょうが、風通しを考えると基本的には隣接建物とは最低でも3〜4m程度は離れして窓の設置をしたいところです。

 

都市部ではなかなか3m程度離すなど難しいケースもあるでしょう。その場合はあえてビル風など建物と建物の間を抜ける風を捕まえるような窓を設置するなど、隣接建物と近い事をあえて利用する方法も考えられます。

 

まずは一般的な設計では窓の配置は部屋に対して2面に窓をが設置できれば風の通り道ができ風通しが良くなります。あえて説明する事ではない様ですが、一番効率が良いのは西面と東面、北面と南面等、部屋の対角に窓が設置できる場合。続い
て南面と西面、北面と西面等2方向設置の場合です。

 

風は入り口と出口をつくってあげる事で流れていくのです。入口と出口が兼用(窓が1方向にのみ設置)では効率が落ちてしまいますのでできるだけ2面に窓が設置できると良いのです。さらにこれらの風通しをさらに良くする手法としては窓の高低差をを利用する方法と窓自体を風通しに有利な窓を使う方法と2種類あります。

 

@窓の高低差を利用する方法(温度差換気)

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暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下に溜まる性質を持っています。これを利用した換気方法が温度差換気です。これに合うように窓の設計をすると効率よく換気ができると言うわけです。つまり上に方に設置した窓からは暖まった空気が出ていき、下の方に設置した窓からは外からの冷たい(夏場であれば暖まってないと言った表現の方が正しいでしょうが・・)が入る仕組みになります。

 

A縦すべり窓を採用する

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あまり知られていませんが、窓単体でも風通しを良くする事が出来る窓があります。それが縦すべり窓です。通常引き違いは窓に対して正面の風がなければ、室内に風を取り込むことはできません。

 

所がこの縦すべりは開けていれば窓に対して正面の風はもちろん、直角方向に流れている風を受け止めて室内に入れてくれる機能を持っている窓なのです。

 

この窓こそビル風など建物と建物の間を流れる風を受け止めて室内に入れてくれる窓になります。この窓を利用すれば窓が一面にしか設置できない場合でも風を室内にとりいれて換気ができるので、2面に設置できない場合や隣接建物との距離が取れない場合などは縦すべり窓を計画してみると良いでしょう。

 

間取りのポイント間取りのポイント!!

風通しの基本は隣接建物とある程度の距離をとり、2方向に窓を設置する。さらに良くする方法として温度差換気や縦すべり窓を検討する

 


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