狭い敷地を生かした吹き抜けと階段の位置

この家のデータ

4LDK
1階:55.85u 2階: 45.46u 延べ床面積:101.31u(30.64坪) 
外観テイスト:モダン

 

参考ポイント
  • LDKのレイアウト
  • 洗面所内の洗面台、収納、洗濯機のレイアウト
  • 狭小地で活きる吹き抜けによる光の取り入れ方
  • 勝手口の利用を考えた駐車計画

 

配置・平面・立面

 



 

 

配置計画のポイント

Point:狭い土地に3台駐車を計画する
狭い敷地にいかに車を3台を駐車して4LDKを確保するかを考えた配置です。北西側に常時2台分と北東側に1台分を確保しその間の敷地をのしていますので、この部分をアプローチとしています。

 

 

3台分を残しつつアプローチをとることができています。この駐車計画に合わせて建物の外周の形状も計画しているので、リビングと和室の南側4m程度は庭がとれています。

 

 

Point:バックヤードを確保する
また西側を1.2m程度あけているのでバックヤードとしても活用できるスペースを残しています。車をよせてすぐに勝手口に荷物を運び入れることができます。ミネラルウォーターやお米など重量がある物を入れるときに便利です。

 

 

平面計画のポイント

Point:何を優先させるかと言う話
敷地自体は南北に長いのですが、北側に駐車場を3台は確保しないといけないため、住宅を思い切って北側に配置することができません。また東西に狭い敷地ですのでLDK、和室全てを日当たりの良い環境に持ってくることも難しいです。

 

 

キッチンダイニングを横並びにして、リビングと和室が日当たりが確保できる位置に配置しています。またリビングの上は吹き抜けとしているのでここからの日差しも望めます。日当たりを良くする場所と、気にしない場所を明確に割り切ることによって、気持ちよい空間をきっちり作りきることが重要なポイントです。

 

 

全てを良くしようとすると、ダイニングが狭くなったり和室が変形してたりと中途半端な空間になってしまいます。

 

 

Point:小さくても収納をとる
また狭いながらも玄関、リビングやキッチン前、和室、洗面など要所要所で収納をとっていますので、家具を購入して置く必要がなく、すっきりとしたLDKで生活をすることができます。

 

 

Point:家具は置かない計画が○
狭い空間では収納用家具を置かない事も部屋を広く見せるためのポイントになっています。

 

 

 

Point:洗面にこだわり
また洗面脱衣所についても広くはないのですが、洗面と洗濯機のレイアウト壁に沿うようにU型配置をしていますので、洗面のツーボール+収納を配置することができ、できるだけ広く物が置けるようレイアウトにもこだわって計画をしています。

 

 

 

Point:階段は中央、廊下は少なく
また2階は明かりと利用に吹き抜けを大きくとっているので、あまり部屋を広くすることができません。できるだけ廊下をすくなくさせる設計が必要です。そのため階段を家の中央付近にもってきて、できるだけ無駄のない設計にしています。

 

 

外観デザインのポイント

Point:アクセントになる窓デザイン
無駄な窓を一切つけずアクセントに必要な窓のみ正面につけています。スクエアな窓設計としているのでモダンなテイストにバランスがとれた外観デザインにしています。

 

無駄な窓がない事はちぐはぐな窓位置や、ばらばらな大きさの窓なりにくく、まとまりのある外観に仕上がるとこができます。

 

 

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