ピットリビングの間取りはメリハリが重要

この家のデータ

5LDK
1階:74.05u 2階:54.92u 延べ床面積:128.97u(39.01坪) 
外観テイスト:スクエアモダン

 

この間取りで参考になるポイントはココ!

  • 段差をつけたピットリビング
  • 勝手口からLDKへ出入りする
  • ウォークインとタイルデッキの使い勝手

 

 

 

▼▼配置・平面・立面▼▼

リビング,段差,ピットリビング

リビング,段差,ピットリビング

リビング,段差,ピットリビング

 

配置計画のポイント

 

Point:北道路の場合の配置計画
南側に隣接建物があるためなるべく北側に寄せて建てる必要があります。そのため建物と駐車場の関係が重要になってきます。今回は北西側に建物を寄せて、東側に駐車場としています。こちらを駐車場とする事で、東側も隣地との距離も取れ朝日の日当たりも良くなり一石二鳥ですね!

 

 

Point:西側に駐車場は絶対NG
このケースではなんとなく西側に駐車スペースをとるのはNGです!偶然にも北側が道路で東側と南側に隣地がある場合の人は是非自分の達の間取りがどうなっているかを確認してくださいね。みすみす日当たりの悪い配置計画になっていないでしょうか?

 

気持ちの良い空間ににあたりは超が付くほど重要なポイントです。希に暗い家でも良いと言う強者もいらっしゃいますでしょうが。

 

 

 

平面計画のポイント

 

Point:ピットリビング
平面的な図面なのでわかりにくいですが、リビングに段差をつけダイニング・キッチンとは別の空間である事を強調しています。40pの段差を設けていますので、一段ほど階段を設けてからのリビングです。つまり40p他の空間より下がっているので、リビングは天井の高さが40p高くなったように感じる訳ですね。

 

リビング,段差,ピットリビング

 

Point:床にカーペットを採用する
LDKに階段が存在していることも空間を面白くしていますのでちょっと変わった空間が良い方は採用されても良いかもしれませんね。さらに一段下がったこの空間はフローリングではなくカーペットを採用しています。

 

 

カーペットを採用する事でホテルライクな上質な空間ができあがります。ただしカーペット敷きのデメリットも良く理解した上で採用すべきです。少し面倒で予算も掛かりますが、取り替え可能なカーペットをオーダーでサイズ注文すると多少汚れて交換したくなった時もメンテナンス可能です。

 

 

Point:タイルカーペットが良い
また部分的に取り替えたい場合などはタイルカーペットを採用する方法も考えられます。また本棚をリビングとダイニングキッチンの間に設置することでよりメリハリのある空間ができあがります。

 

 

Point:リビング横のカウンター下は収納
雑誌やプリント類、救急箱や、文房具などリビングダイニングで必要な物をまとめしまうことができるのでかなり重宝する本棚になる事うけあいですね。

 

 

リビング,段差,ピットリビング

 

 

Point:勝手口に車を寄せることができる
このプランでは駐車場を一台ほど勝手口に寄せることができる位置に計画していますので雨の日でも荷物などを運び入れる時に役立ちます。今回の施主様は勝手口から帰宅する事も多いと言うことで玄関と同程度の広さと収納を計画しています。

 

勝手口が道路側の見える位置に来てしまうので、見た目にも良くなるように目隠しの壁を設置して、道路側からの外観にも配慮しています。

 

 

Point:圧倒的に短い家事動線
もう一つのポイントは一階にウォークインクローゼットがあるのですが、タイルデッキと連続させて干したらすぐに取り込んでそのまま収納できるという、アンビリーバブルな家事動線ができあがっていることです。

 

よく見るとウォークインクローゼットのすぐ北側には脱衣所もあり、室内干しをしたあとでもすぐ収納できてしまうのです。この空間は忙しく洗濯物が多い奥様にはたまらない提案になっています。洗う→干す→収納するこの動線が圧倒的に短いのです。

 

 

Point:北側吹き抜けも効果○
最後に北側にダイニングあり暗くなりがちなのでのですが、北側に吹き抜けをとっています。こちらの大きな窓を設置して暗さを解消しています。

 

北側の吹き抜け窓で明るさが期待できるかどうかわかりにくいところですが、思いの外明るさが確保できるのでおどろきですよ!

 

「へー、北側の窓って意外に明るいのね!」という言葉が聞こえてきそうなくらいなのです。北側とて侮るなかれ!ただしある程度大きな窓である必要がありますけどね!

 

 

外観デザインのポイント

 

Point:裏口は隠すデザイン
先ほども出ましたが勝手口が道路から目立つ位置に来てしまう間取りになってしまうので、これを隠すように計画しています。

 

隠すだけで無くせっかくですので外観のアクセントになるようにデザインします。スクエアな建物ですので窓のスクエアな窓を採用して統一感を持たせています。

 

 

Point:北側は窓が少ないデザインが良い
また窓は少なめにしてスッキリとした見た目になるようにしている点がポイントですよ!あまりごちゃごちゃと窓を設置すると不格好になるケースが多いのです。

 

 

この間取りを参考にしたいと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えよう!

  • 洗面とウォークインを近くに設置してウォークインから外干しができるようにしたい
  • 段差のあるリビングにして、面白みのある空間を作りたい
  • 北側に吹き抜けがあれば大きな窓を希望する

 

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