間取り図とゾーニング

間取り図とゾーニング

ゾーニング計画

2階のゾーニングと部屋の大きさ考えます。

住宅設計例

住宅設計例

 

 

【解説】
ゾーニングはほぼ完成していますので、各部屋の具体的な大きさを考えていきます。要望として多いのは子供部屋5~6畳・主寝室7~8畳と言った内容が多いので、大体この大きさになるように計画をしていきます。

 

5畳程度の部屋を作ろうと思うと2.5m×3.5mまたは3m×3mを基本としています。
6畳程度の場合は2.5m×4mまたは3.5m×3mを基本としています。
7畳程度の場合は3.5m×3.5mまたは4m×3mを基本としています。

 

大まかに上記程度の基本を使って計画すれば、ベッドルームは必要な大きさを確保できるでしょう。もちろんこれもあくまで基本なので調整は必要です。

 

主寝室と子供部屋についてはこちら
主寝室の広さとレイアウト
子供部屋の広さとレイアウト

 

 

 

全体が決まったらバルコニーなども考えます。

住宅設計例

住宅設計例

 

 

 

 

【解説】
バルコニーの位置も様々ですが、最も要望が多い主寝室から出入りができる位置に計画をしています。バルコニーの用途ですが、ほぼ布団を干す、2階にLDKがある場合は一時的なゴミ置き場などバックヤードとしての用途が大半をしめています。

 

布団を干す用途であれば当然日当たりのよい南向きが適していますし、2階LDKのバックヤードしての用途であれば南向きにこだわる必要はないと思います。

 

窓の位置やドアの位置を考えていきます。

住宅設計例

住宅設計例

 

 

【解説】
窓の位置やドアの位置はエアコンの設置位置や、部屋内のスイッチの取り方、ドアを開いた時のドアストッパーの取り付け位置の関係から簡単なようでで使いやすいように設計することは以外に難しいのです。

 

細かな設計は、実際の設計士に依頼をするとして、自分で考えるときはとりあえず、ここに窓があって、ドアがあってと単純に考えるだけで十分です。

 

エアコンとの取り合い等こまかな設計は次の段階ですので、位置を単純に決めるだけで良いでしょう。

 

 

ドアにするか、引き戸にするか等詳細を考えます。

住宅設計例

住宅設計例

 

 

【解説】
扉の形状を考えてみましょう。一般的な片開きのドア。引き戸。収納に良く使われる折れ戸。この3種類を使ってき基本的には計画をしていきましょう。引き戸は通行が多い、または開けっ放しにしておきたい生活の場面が多い箇所に設置するケースがあり、またバリアフリーと言った面でも有効です。その為できるだけ家中を引き戸にしたいと言う要望も多く聞きます。引き戸を使う個所は和室・洗面脱衣・トイレなどに良く使います。

 

どのようなドアを計画するかはこちらを参照して下さい⇒ドアの種類と開き方

 

間取り図とレイアウト、作成例(パート3)続きます。

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