家づくりは流れを理解し、情報収集から始める

注文住宅を購入を考えているけど、何から始めたら良い?流れはどんな感じ?
このページではこの様な疑問にお答えします。
誰もが初めての家づくり。何をしたら良いのか分からないのは全員一緒ですよね。
失敗しない為の第一歩は流れを把握すること、情報収集をすることです。
流れを把握し、入居したい時期から逆算するといつまでに建築会社を決めるべきか、それぞれの注意点は何か、何の情報を収集すると失敗しないのかが分かってきますよ。
とりあえず、予算や間取りの全体像を掴みたい場合は家づくり計画書作成サービスを使うと、自分達の要望ベースの計画書を作成してくれるので、家づくりのイメージがつかめてきます。
家づくりの流れを理解する
まずは全体の流れと、おおよその期間を理解しておきましょう。
全体の流れ
- 情報収集をして、どんな家を建てたいかをイメージする
- 住宅の購入費用を決める、資金計画を建てる
- 施工会社の候補先を決める
- 土地を探し・決める
- 住宅ローン・つなぎ融資の事前審査を申し込む
- 土地を購入する
- 各社提案を受け、間取りや設備のグレードを確認する
- 気に入った1社と建築工事請負契約をする
- 間取りや設備の詳細を決める
- 住宅ローンの本審査を受ける
- 建築物の着工
- 引き渡し・引越
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期間の目安
土地から探して家を建築する場合(既に土地がある方は4:土地決定〜)
- 1:情報収集〜4:土地決定【約2〜3ヶ月】
- 4:土地決定〜8:建築工事の契約【約1〜2ヶ月】
- 8:建築工事の契約〜11:着工【約2〜3ヶ月】
- 11:着工〜12:引き渡し・引越【約4〜6ヶ月】
順調に色々進める事ができたとしても9〜14ヶ月程度は時間がかかるものだと心得ておきましょう。
土地が既に決まっている人でも7〜11ヶ月程度は時間が必要です。
それでは、順に詳しく解説していきます。
情報収集をして、どんな家を建てたいかをイメージする
生涯一度の家づくりです。まずはワクワクできないといけません。ピンタレスと、インスタを使えばどんな家が好きか、どんな間取りが好きか、発見できるはずです。
最初の段階ではネットでイメージを膨らまして、どんどんブックマークしていけばよいですね。
土地については、こだわっていきたい事をイメージしておきましょう。利便性なのか、閑静な住宅街がいいのか、校区にこだわりたいのか、人それぞれです。
不動産業者に探してもうらうにしてもイメージは大切です。
住宅の購入費用を決める、資金計画を建てる
住宅の購入費用の目安は年収の5〜6倍と言われています。
つまり年収が500万であれば2500〜3000万と言うことになりますね。
もっと細かく購入費用の目安を算出する場合は
年収×5(6)+自己資金−諸費用
で算出することができます。
※諸費用とは 工事の契約に含まれる以外の経費のことで、火災保険、登記費用などがあります。おおむね100万程度が目安になります。
例:【年収500万 自己資金300万の場合】
500×5(6)+300−100=2700(3200)
つまり、2700〜3200万円が妥当な購入費用です。
施工会社の候補を決める
建築先は大きく分けると3つです。
- ハウスメーカー
- 工務店
- 設計事務所
それぞれの特徴は
安定した品質、安心感、商品バリエーションが特徴です。価格は一番高い傾向にあります。
地域密着型工務店です。品質はその工務店の経営者の姿勢がダイレクトに現れます。多少当たり外れがあります。
フットワークは軽く、相談すればすぐ対応してくるなど地域密着がたの利点もあります。価格は一番安い傾向にあります。
なんと言ってもアイデアとデザイン性です。極端な事を言えばこれ以外にはないでしょう。
施工は提携している工務店が請け負います。デザイン、設計費が高額になる傾向があるので、工務店よりは高くなる傾向があります。
土地を探す
土地は自分で探す必要はあまりありません。
良さそうな候補地が見つかれば、そこでどんな家を建てることができるのか、プラン、見積もりをしてもらう事になります。
住宅ローン・つなぎ融資の事前審査を申し込む
候補地が見つかり、プランと見積もりをお願いするタイミングで住宅ローンの事前審査を申し込みます。要はお金がいくら借りることができるかと言う審査です。
自分で2500万とかいくら借りるか設定できますが、ハウスメーカーから出してもらった見積・資金計画を参考にいくら借りるかを設定します。
通常、見積もりが3000万とかであれば、3300万とか多めの金額を設定して審査を受けます。
3300万借りられますって審査が通れば、最終的に3000万に減らして借りる事もできます。
しかし、3000万で審査を出してしまうと、3000万までしか借りれません。やっぱりあとから3300万必要でしたとなると、不足分の300万は自己資金で補うか、再度審査をし直す必要があります。
土地を購入する
候補地で、希望する家が建てる事ができそうだなとり、融資が決まれば、具体的に土地契約を進めて行きます。
土地を契約する場合は契約時に手付金として1割を支払います。
契約した後に「違う土地にするから解約します」となれば、この支払った1割を諦めれば解約することができます。(手付流しと言います)
各社提案を受け、間取りや設備のグレードを確認する
土地を購入する前でももちろんプランの提案は受けることは可能です。これはどちらが先でも問題ありません。
各社の提案を受け気に入ったメーカーと話を進めます。
見積ではAハウスメーカーでは30坪で2400万、B工務店では35坪で2400万だったりするかもしれませんよね。
それぞれ設備や外壁、屋根、フローリング等のグレードが最初から違うかもしれません。というか、違うはずです。
それぞれ、見積と間取りや、設備のグレードを確認して本当にコストパフォーマンスに優れているメーカーを選択したいですよね。
また、契約する前に自分達の希望の商品があるのであれば、それが見積もりに反映されているかどうかも確認も必要です。

最終的な予算に合いそうかどうかを判断する大切な作業です。
建築工事請負契約をする
間取りや、設備のグレード、外壁や屋根の仕様と見積もり内容が納得できるものであれば、あなたの気に入った1社と建築工事請負契約を結ぶことになります。
契約後は簡単に解約できるものではありません。
契約内容を、工事請負契約約款、設計図書、見積り この3つの説明をしっかりと聞き、納得の上署名、押印しましょう。
間取りや設備の詳細を決める
契約が終わると詳細な打ち合わせに入っていきます。
間取りについても、棚が何段いるとか、この窓は大きくする等。設備についても、トイレの色やキッチンの水栓を何にするか等、事細かに決めていきます。
この詳細な打ち合わせで、金額が多少上下するはずですので、それをもって最終的にいくら借りるかを判断します。
住宅ローンの本審査を受ける
いざ工事の開始の前には住宅ローンの本審査を受ける必要があります。
事前審査で通っていれば、本審査で落ちる事はまずありませんが、最終的にお金が借りることができる事が確定して初めて工事を開始することができます。
万が一、本審査で落ちるような事があればお金が借りることができないので、工事に着手することができません。
建築物の着工
新築戸建ての場合基礎着工〜完工まで概ね4カ月が目安です。
この時必ず現場を確認しておいた方が良いタイミングが2回あります。
1回目は配置の確認です。
基礎が始まる直前に地面に縄を貼って建物の位置を出します。配置の確認は現地を見ておく必要があります。工事が始まってからでは配置の変更はできません。
2回目は施主検査です。
傷や、打ち合わせ内容との相違などあればこのタイミングで相談します。
引き渡し・引越
施主の検査が終われば、その後引き渡しの準備に取り掛かります。住宅ローンの実行や、登記の手続きなど。基本的に営業マンや工務店に任せておけば問題ありません。引越しの準備をしておきましょう。
手続きが終われば晴れて引越です。新しい家にウキウキしながら引っ越しましょう。
カーテンを自分で準備する場合は、引越しの時に取り付けができる様に気をつけておきましょう。
さもないと夜カーテンが無くて、外から丸見えという失敗があるかもしれません。
また、この日に合わせて親や兄弟など手伝ってくれる人を探しておくことも大切です。
家づくりの最初で注意する2つのポイント
家づくりの最初でつまづかない為には次の2つの事を注意しましょう。
- 家づくりの流れを把握する
- 自分から積極的に家づくりに参加する
これまで家づくりの流れをお伝えしてきました。何となく流れが掴めたら、早速情報収集です。
自分でも積極的に家づくりをすすめる為にも、まずは情報収集からはじめていきましょう。
家づくりの第一歩です。どんな家が建てるかをイメージして、大体の予算を把握しておくと目安が分かり、ハウスメーカー・工務店を決める時に非常に役に立ちます。
情報収集と、大体の予算の把握は タウンラフ家づくり という年間6万人が利用しているオンラインサービスで行うことができます。
出典元:townlife
間取り希望や、予算を入力することで、あなたオリジナルの家づくり計画書を作成してくれます。
知識不足で知らず知らず高い買い物をしないように、最初の段階でしっかり情報を集めておきましょう。
それでは生涯一度の家づくり、ぜひ成功させて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。