洗面所・脱衣所・風呂の広さと間取り

洗面所、脱衣所、ユニットバスの広さと種類

洗面所,脱衣所,間取り

一般的に普及しているスタイルは洗面台の隣に洗濯機がおいてあり、またすぐ隣がお風呂という部屋の作り方が多いです。しかし戸建て注文住宅でそのような型にはまった間取り、作り方で果たして良いのでしょうか?

 

実は水廻りの計画は非常に奥深く、色々な間取り、スタイルが考えられるのです。色々なスタイルを知った上で一般的な洗面脱衣所+UBになる事は良いでしょう。納得の上の選択です。しかし、違う計画方法があることを知っていれば変更したのに!という事が多いのもこの水廻りの計画です。

 

そこで洗面と脱衣所、お風呂についてどのような計画方法があるか、基本的な知識をお教えします。基本的な知識があるだけでもとても使いやすく、予算的にも納得の間取りを得ることができるでしょう。是非悔いの無い計画に役立てだててください。

 

 

 

1.洗面所?脱衣所?はたしてどちらでしょうか?

洗面と言う生活行為とお風呂に入る前の脱衣という行為について考えて見て下さい。洗面脱衣所というスタイルが一般的になりすぎており、ピンとくる人はほぼいないでしょう。

 

そうです、それぞれの行為は全く別の行為なのです。それにも関わらず何故か同じ空間に洗面台があり、その隣に洗濯機がある。この光景があまりに普及しています。何故なのでしょうか?理由は一つしかありません。「面積の節約」です。

 

洗面でする行為と服を脱ぐと言う行為を一つにまとめてしまえば、部屋が一つ少なくて済むのです。(※工事的な理由を挙げれば、水廻りが固まっている方が良いので、そのような理由もあります。)極端な例を出せばダイニングとリビングを一緒にするケースと同じです。食事をしながらくつろぐスペースも兼ねています。

 

つまり間取りの考え方からアプローチすれば「面積を節約するため」という答えにたどり着くのです。どうですか?以外だったのではないでしょうか?

 

2.洗面脱衣所と洗面所+脱衣所の具体的なスペースを考える

それでは洗面脱衣所の場合はどれ位の広さがあれば良いでしょうか?広ければ広いほど良い!なんて意見もあるでしょうが、それでは答えが出ませんので〜35坪までの新築ではどれ位の必要か考えていきましょう。

 

2-1.洗面脱衣所の場合の広さ

結論から言うと最低限必要な広さは「1坪」になります。これより小さな計画しかできないよ!と言う方は多少LDKの広さ等を調整してでも1坪はとりましょう。まず洗面台と洗濯機が同居しているのでそれぞれのサイズ感を知っておかなければ話になりません。

 

  • 洗面台は幅×奥行き 75p×50p程度が主流 60p×50pも有
  • 洗濯機は幅×奥行き 64p×60p〜73p×62p程度が主流

 

色々な家電サイズが気になったきた方はこちら→家具、家電のの寸歩のまとめ

 

さてここから必要な広さを出していきましょう。洗面台が幅75p、洗濯機が幅64pだとすればその合計は幅139pとなります。しかし大きめの洗濯機に買い換えることも事も考えれば幅73pの洗濯機で考えて幅148pとなります。

 

洗面台とぴったりに設置はできませんので両サイド10p程度余裕を見れば合計で幅168pとなり、このが一坪の正方形の部屋を取ったときの部屋の寸法と近いのです。このため洗面台と洗濯機並べて計画すれば一坪は広さが必要になってくるのです。

 

 

2-2.洗面所(洗面コーナー)+脱衣所の広さ

洗面と脱衣の場所を分ける場合はどのような広さが必要になってくるのでしょうか?まず洗面所から考えると、服を脱いだり、近くに衣類をおいたりと言った行為が無くなるのでそもそも部屋である必要もありません。廊下の一角、ホールの一角を利用した洗面コーナーで良いのです。わざわざ部屋にして扉などを設置するとその費用がもったいないです。

 

つまり洗面を脱衣所と別に設置する場合は洗面コーナーで良いのです。洗面台の幅は75pとすると半間(91p)の柱の間にすっぽりと収まってしまいます。つまり人が立つスペースを含めても1畳(91p×182p)あれば十分です。

 

続いて脱衣所ですが、こちらは服を抜ぐ部屋になるので当然ですが扉なども必要です。究極を言えば洗面コーナーと同じ程度の設置寸法となるので1畳あれば洗濯機がおけて、人が立てるのですが、さすがに床にマットを引いたりバスタオルを広げたりする広さではありません。

 

脱衣所の単独での広さは、最低限1.5畳は必要です。

 

3.お風呂の工事の仕方による分類(在来風呂とユニットバス)

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お風呂は最近、どのハウスメーカーも基本的にはユニットのお風呂、(UB:ユニットバス)を採用している所がほとんどです。ユニット:工業製品ですので性能が良く保温性や快適性に優れています。さらに言えば設置がしやすいように考えられているので施工も早く簡単です。

 

施工も早く簡単ということは、一見建築主の立場からすれば関係内容に思えますが、実は施工が簡単なので施工費も安くなっているのです。

 

大きさは色々ありますが、一般住宅では1312~1624と呼ばれているサイズがあります。1624→浴槽奥行き1.6m 浴槽幅+洗い場幅2.4mと言う、わりと分かりやすい表記になっています。

 

ユニットの規格商品ですので、大きさや選べる設備関係はある程度制約がありますので、特注ですごく大きなお風呂が欲しい!と言う対応が難しい場合がほとんどです。

 

これとは対照的なのが建築用語で在来風呂と呼ばれるものです。現場で浴槽を据え配管をしタイルを貼ってお風呂を完成させていきます。こちらは一から現場で作っていくので大きさ、仕様などは自由になります。

 

大きなお風呂が良い・ヒノキの浴槽が良いなどの場合は在来風呂で作成していくしかありませんがコストがとても掛かります。ユニットバスとは対照的に工事にとても手間が掛かりますので、施工費が比較にならないくらい高額なってきます。よほどお風呂にこだわりがあるのであれば別ですが、基本的にはUBがやはりコストパフォーマンスに優れていますので、こちらをおススメします。

 

 

4.水廻りの計画のまとめ

洗面と脱衣というこれまで同一の部屋でまとめられているのが一般的ですので、この記事で初めて何故一部屋にまとめられているかが分かった方もいるのではないでしょうか?

 

理由が分かれば新築の時も洗面脱衣所として考えるか、洗面コーナー+脱衣所として考えるか選択肢が増えてきます。洗面所で顔を洗う、歯を磨く行為と、服を脱ぐ行為は本来のそれぞれの別の生活行為なので余裕があれば洗面コーナー+脱衣所とする事がよいのです。

 

お風呂に関してもその作り方の違いから何故一般的にユニットバスが普及しているかが分かったのでは内でしょうか?一番の理由は在来風呂に比べてコストパフォーマンスが圧倒的に優れているからです。

 

洗面所、脱衣所、お風呂を考えるにしても理由が分かれば選択肢が明確になってきます。是非納得の選択ができるようにこの情報を役立ててください。

 

 



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