持っている衣類の数はどれくらい?

衣類所持数の平均

まず初めにこちらは住宅計画で
知っておけば面白いけど
少々マニアックな知識

 

なので、注文住宅の計画を深堀したい
奇特な方は読んでみてください(笑)

 

タイトルにもありますが、

 

「一般的な人はどれ位の服を持っているか?」
という知識を持っておくと、

 

住宅の収納計画、
クローゼットの計画をする時

 

役に立つんですね。

 

では、マニアックな設計の世界へようこそ・・

 

 

90CMのクローゼットの直せる服の数は?

 

クローゼットの収納を検討する時にどれくらい服が収納できれば適当なのでしょうか?

 

 

もちろん年代・性別・職業等で一概にはどれくらい収納があればよいか?と言った答えはだせませんが、目安程度にはなるでしょう。

 

 

あとはコレのデータは設計士である管理人の個人的な興味もありこのようなデータを探して掲載しています。

 

 

収納提案をするときに、目安の収納量を説明するのに役に立ちそうですよね!「一般的には○○着くらいもたてれいるみたいですよ!」みないな感じですね。

 

 

ではさっそくだいたいどれくらいの衣類を持っているかを見てみると以下のようになっています。

 

 

20代〜50代の女性が対象

  • 衣類の所持数:70〜75着
  • 靴の所持数:17〜24足
  • バックの所持数:11〜18個

 

パイプにハンガーに掛けた服を収納する時、おおむね1着あたりの幅が3センチ程度で考えていきます。

 

 

夏服であれば薄いので3センチ程度で考えても問題ないでしょうが、そこまで夏服、冬服特別しない場合はとりあえず4〜5センチで考えます。

 

 

薄手4cm〜厚手6cmとして設計をします。

 

 

つまり女性の場合所持している衣類が70〜75着ですのでこれを全てパイプに掛けようとすると70着〜75着×4センチ=280センチ〜300センチものパイプ距離が必要と言う事になってきます。

 

 

もちろん全てを掛ける必要はないでしょうし、タンスにしまうものを多いでしょう。

 

 

ちなみに上記の所持数のうち約七割程度は普段使わない衣類になっていると言うデータがあります。つまり普段使っている服はたったの三割程度ということです。

 

 

70〜75着持っていても21〜23着程度しか使っていないというのです。

 

 

これが正しければ普段使いの服をパイプに掛ける為には80センチ程度あれば良さそうです。

 

 

以外に少ないですが、あくまで普段良く着るもの限定ですので、逆に考えれば最低限80センチはいると言えるでしょう。

 

 

夫婦のクローゼットであれば1.6メートル以上は最低限長さが欲しい所ですね。

 

 

下足箱はどれ位あれば足りそうか?

 

さらに靴の所持数を確認してみましょう。統計では

 

  • 男性の平均が7〜8足
  • 女性の平均が17〜24足

 

とされていますが、これが当てはまれば夫婦と子供2人(女の子・男の子)と家族でいずれは全員で45足以上の靴を所持する事になる計算になります。

 

 

ライフスタイルはそれぞれですし靴の所持数も当然それぞれ違うのでしょうが、参考になる数字には違いありません。

 

 

戸建住宅でよく採用されますが、

 

  • 幅120cmのコの字型の下足箱で約52足
  • 幅120cmの上下セパレートタイプで約42足の収納ができます。

 

 

データだけで言うと上下セパレートでは少し収納力不足と言ったところでしょうか?

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

ここでは

 

  • 服は一般的に1人何着くらい持っているか?
  • ハンガーにかけると1着何cmになるか?
  • ハンガーを掛けるパイプは何cmあればOKか?
  • 靴はどれ位持っているのか?
  • よく戸建で採用されるサイズの下足箱で足りるのか?

 

といった内容について解説してきました。

 

これであなたも住宅設計マニアの仲間入りです。
おめでとうございます!

 

 

では、もっと違うページも読み漁って下さいまし・・・