ハウスメーカーにお任せでクローゼット作ったら、でかすぎるやないかい!
お任せで押し入れ作ったら、布団が入らないやないかい!
さて、「こんなバカなことないでしょ・・ww」
と思ったあなた、要注意です。よくあなたの図面を見て下さい。図面は壁から壁の芯で寸法が書いてあります。
そうですね、実際の内側の寸法(有効寸法)は12〜13cm小さいんですよ!
おっ?それ位知ってるって?だから大丈夫?本当に?
メーカーや工務店は決まったモジュール(91cmとか100cm)で設計するので、布団や服のサイズに合わせて設計してる訳じゃないんですよ。
という訳で、どの寸法ならどれだけ入るかをしっかり確認して、
工事中に
ってならないように知識を付けておきましょう。
ではどうぞ!
新築で寝室や子供部屋に計画する収納は主に2つあります。
クローゼットは基本的に服の収納、押し入れは布団の収納として計画されます。
当たり前ですが、子供部屋で服がかけれる適度なサイズにする必要があります。大きすぎても部屋が小さくなるのでダメですよね。
押し入れは布団の収納です。布団が入らなければ意味がありませんよね。奥行と幅を要チェックです。
では実際のサイズを確認していきましょう。
尺モジュール(91cm)とメーターモジュール(100cm)の場合で説明してきます。
壁の厚さは一般的な13cmとして図面を書いてみましたので、これを参考に自分の間取りを確認してみましょう。
クローゼットは服を綺麗に書ける事が出来れば良いのですが、その奥行を確認しておきましょう。洋服をハンガーにかけて収納する場合、その幅は40〜50cmになります。
つまり50cm以上の有効な奥行きがないと服が綺麗にかからないという事ですね。
まあ、50cm以下でも少し服が斜めになってよければ収納は可能です。
服をハンガーにかけた場合は幅50cm
押し入れは布団が収納できてナンボですが、布団サイズはシングルでも幅90cm〜100cm程度あるのです。
押し入れの最小サイズ、尺モジュールでは横幅91cm、メーターモジュールでは100cmでは実はシングルの布団は綺麗に収納できないので要注意ですね。
また、幅182cmの場合でも、200cmの場合でも布団が2組が綺麗に並んで収納は出来ないので、良く見ておきましょう。
ただし収納できない訳ではなく、端を多少折り曲げるなどして無理やり頑張れば2組の布団は収納できるんですね。
また布団を収納する場合は、棚の奥行きが70〜75cm程度取れていれば3枚折で収納できるので、この奥行きが確保できているか確認すると良いですね。
シングルの布団を3つ折りにすると幅100cm×奥行70cm。このサイズが入るかどうかを確認
ここでよくある失敗を紹介しておきます。
クローゼットの奥行70cmでは布団は収納できないので、子ど部屋で布団を収納したい場合は要注意ですね。
奥行の寸法をよく確認しておく必要があります。
また、逆に布団のを収納する予定もないのに91cmの奥行で計画してしますと、無駄に広い収納になってしまうかもしれません。
子供部屋が6〜7畳と広い場合は、収納が広くても気にならないかもしれませんが、4.5〜5畳程度と最低限必要な広さで計画している場合は
収納が無駄に広いと勿体ないですよね、適切なサイズの収納にして空間を有効活用していいきましょう。
クロークや押し入れは適切なサイズの選択が無駄な面積を使わない、使えない収納を作らない為に重要です。
これ位を確認できていれば良いですね。
小さなことも確実に!それでは良い家づくりを!