今計画をしようとしている家、購入を予定しているマンションにはだれが住むのでしょうか?今の家族構成と、10年後20年後家族構成は変わっているはずです。
これは誰もが分かっている事です。みんなこの事を想像しながら家を計画し、マンションの購入を決断しているのです。
間取りと家族構成の将来的な変化は切っても切り離せません。
まだ子供が小さい若夫婦であれば、近い将来子供がまた増えているかもしれません。子供が小学生、中学生くらいの夫婦であればあと10年もすれば子供は家を出て、県外の大学に行ってしまうかもしれません。
子供が高校生くらいであれば、10年経つと大学を卒業し就職でまた戻ってくるかも知れませんね。さらに年月がたてば2世帯での生活も始まるかもしれません。
家族の正確な将来像は分かりませんが、ある程度の想像はつくはずですので、これを考えながら、新居の購入を考えていく必要があります。
具体的には
が主なものとして挙げる事が出来ます。それぞれ将来必要になったり不要になったり、その場合の広さや位置を考えておく事が、重要です。マンションの場合は難しいでしょうが、高層の部屋購入するか、低層位置の部屋を購入するかで変わってくる事でしょう。
間取りのポイント!!
家族構成の変化を考えておく
将来像ばかりを気にしていると現実が面白くなくなるのも事実です。部屋の数が多い家を買おうと思うとその分、家全体の面積が大きくなるのでコストアップになります。コストを気にしすぎて気がつけばLDKが狭く折角新築にしたのに十分くつろげない事もあるでしょう。
飽きがこないシンプルな家が良いかと思いシンプルにしすぎてしまうと、入居する時のワクワク感はないでしょう。
やはり、一生に一度ないしニ度しかない新居を購入すると言う大イベントなわけですので、購入した時のワクワク、ドキドキする気持ちもとても大事だと思います。
新居を購入するという行為は楽しいものでなければいけませんし、計画する段階から楽しんで進めていきたいものですね。
間取りのポイント!!
楽しい気持ちが大事
いざ具体的にプランニングをすすめる為には、誰がそこに住み、生活をしていくのかを良く考える必要があります。
誰が住むのか考えない人はもちろんいませんが、誰の為の住まい・間取りなのかはしっかりと考えていきましょう。若い子育て世代の家であれば、家を建てよう、購入しようと思ったきっかけはお子さんが増えたりと家族が増え、アパートが手狭になってきたからでしょうか?
仕事をリアタイアされた世代の方であれば、親の面倒をみる為に建てる方もいるでしょう。家族構成が間取りに影響を与えると言うより、誰の為に建てるのかといった事が一番ポイントになるかも知れません。
将来の家族構成の変化を見据えてプランを考えていく必要はありますが、当初の目的をきちんと達成した上でのさらなる工夫と将来を見据えての計画が必要となっていきます。
まずは、当初の目的が果たされる事が重要であり、これが満たされていないと建てても満足はいかないでしょう。逆にこれが満たされる家であれば、多少ああすれば良かった、こうすれば良かったという事はあっても満足度は高い家になるでしょう。
つまり重要な事は 誰の為に建てる住まいなのか=家を建てる目的 と言う事です。
当たり前のことですが、これが家の計画の軸になっていきます。色々な詳細の計画もこれにのっとた物になっていくのです。例えば和室などは代表的な検討項目になってきます。
和室はリビングと続いているほうがよいのか、廊下をはさんで独立しているのが良いのか・・という内容はよく検討項目として出てくる内容です。
子育て世代で子供の事に重点を置いて計画をするのであれば、遊んでいる様子が分かるようにリビング・ダイニングと続いていた方がようでしょうし、親御さんとの同居を考えてそちらに重点を置くのであれば、和室独立型の方が良いでしょう。
間取りのポイント!!
誰の為に建てるのかを改めて考えてみる=家を建てる目的を見つめなおす!