LDKの設計セオリーを身に付ける

 

LDKの位置はどこが適切?
どれ位の広さがあれば良さそ?

 

LDKは家族みんなが集まる場所であり、一番長い時間を過ごす空間でもあります。

 

日当たりや風通し、眺望等総合的に考えて決定する必要がありますが、まずは基本のセオリーを押さえてそれをベースに計画を進める事で合理的なプランニングが可能になります。

 

LDKの位置

位置を検討する順番は以下の通りです。

 

LDKの配置優先順位

1.南側配置を検討する→日当たり・眺望〇→END

 

2.東側配置を検討する→日当たり・眺望〇→END

 

3.西側配置を検討する→日当たり・眺望〇→END

 

4.南、東、西を検討したが日当たり、眺望NGの場合
北側配置を検討する→眺望〇→END

 

5.どこに配置しても、日当たり・眺望が良くない場合は中庭を検討する

 

 

基本的な考え方はやはり、日当たり・眺望の良い場所にLDKを配置する事です。
当たり前と言えば当たり前ですが、

 

南側→東側→西側→北側→中庭 と検討していきましょう。

 

準に検討して、日当たり眺望が確保できそうな場所で確定です。

 

LDKの広さ

配置の検討が終われば、具体的にLDKを計画していきますが

 

適切な広さを理解しておかなければ当然セオリー

 

現在の一戸建てのLDKの平均的な広さは、都市部、地方によって随分違いますが、16〜18畳、広めLDKを県とする場合で20畳を目安に計画していけば良いでしょう。

 

16畳のLDK

住宅設計

 

18畳のLDK

住宅設計

 

16畳あれば4人掛けのテーブルにソファーと言った基本的な家具の配置が無理なく計画可能になります。
【16畳】という根拠はこの辺りにあるんですね。

 

18畳あれば基本的な家具配置+αが可能であることが分かるでしょう。

 

さらに詳しいLDKの計画は以下の2つの記事を参考にして下さいね。
この2つの記事をマスターすればセオリーは完璧ですよ。

 

 

→LDKの広さを比較して目安を知る
→LDKの配置パターンとレイアウト

 

プランニング例

 

南側リビング

 

南側にリビング・ダイニングがるプラン例
西、東側からの日当たりは見込めませんが、南側で気持ちの良さそうなLDKは想像できそうですね

 

東側リビング

 

LDKが南・東にあるプラン例。
午前中は日当たりが良いことが分かります。

 

 

西側リビング

 

このパターンは朝方はあまり日当たりが良くありませんが、正午〜ずっと日当たりが良くなります。