敷地は一体何をチェックすべき?
第1回講座は敷地の条件をチェックする事を学びましょう。
これが一番に最初にできていないと、
全くとんちんかんな間取りができあがります。
条件を分かっていないまま
間取りを考え始めても良い計画はできないのです。
その為、第一に間違えずに
敷地のもつ特徴から、
余分に費用は掛かりそうにないか、
どこに配置計画をすべきなのかを
割り出しておく必要があるのです。

最初に土地に建物を建てる為に工事が必要な場合、想定外な費用がかかる場合があります。
それを見抜いて予算全体の予算を検討しておかないと、結局最後の最後で予算が合わず家の計画で何かを変更する必要が出てきます。
そうならないように敷地の持っている特性を良く理解しおきましょう。
新しい造成地は基本的にすぐ新しい建物が建築できるようにライフラインは整えてありますが、その他の条件は自分で見極めなければいけません。
あまり難しくないですが、新しい造成地の場合は以下の2点を気を付けれておけばOKでしょう。
建て替えや駐車場などの更地に建築をする場合は気を付けるべきポイントが一気に増えていきますので注意が必要です。
基本的にチェックすべきポイント
お金がいくらでも払えるのであれば、
どこに駐車計画をしても良いですし、
どこに玄関を持ってきもよいですし、
どこにアプローチを計画してもかまいません。
しかし実際は予算が決まっています。
その中でコストを最小限に抑える提案を
することはとても重要な要素です。
特徴をつかんで計画を進めることで、
予算的も抑えられ
合理的な間取りができあがります。
早速ですがそのセオリーと
具体例を公開します。
【駐車計画のセオリー】
【日当たりのセオリー】
以上7項目が主なセオリーになります。これを守って駐車場の位置を計画する事ができれば間取りもその土地に対して良いものができあがってきます。逆にこれが守れていないと、無駄にコストがかかったり、そもそもその成り立たない間取りができあがる可能性が出てきますので注意する必要があります。
セオリーを頭に入れて下記のような敷地があるとしたら、どのような計画がベターかを考えてみて下さい。

特に注意する点は
となりそれぞれをクリアーにして次のように計画を進めます。

いかがだったでしょうか?
実際に計画をすると、色々な視点で設計を進めて行く必要がある事が分かったことではないでしょうか?
では、第二回にレッスンに進んでみてくださいね。
