和室の必要性を一緒に考えよう!いらない?やっぱりいる?

和室の目的をはっきりさせる事が重要

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新築の間取りをお施主様と打ち合わせをしている時、しばしば出てくるのが和室がいるのか?果たしていらないのか?という話題です。

 

和室を一部屋検討すると4.5畳〜の面積は最低限必要になってきます。その為和室を諦めてその分LDKを広くした方がよいのでは?と考える方がいらっしゃいます。

 

和室が必要かどうかはその使い方、

 

目的がハッキリしていないから迷ってしまうのです。

 

ここで和室の目的をはっきりとさせご自身の和室の計画に活かして下さい。

 

この記事でモヤモヤをスッキリとさせましょう。

 

 


考えられる和室の用途一覧

和室は一体何の為に使われる事が多いのでしょうか?一昔前はあって当たり前の空間ですが、今一度その使い方をおさらいしてみる事で新築の和室の在り方が少し見えてくるかもしれません。

 

 

客間としての和室

個人的な結論から言うと「客間としての和室」は時代にそぐわないので必要なし!」とお客様にもよく伝えています。

 

近年は徐々に減ってきたように感じますが、それでも和室と言えば「客の為」という印象が何故が根強く残っているのです。

 

来客があった時リビングに通すのは散らかっているから和室があると便利ではないか?という発想です。

 

この為の和室はリビングを通らずに来客を通す事ができる間取りが前提になってきます。

 

しかし客間に通さないといけないようなお客さんは年に1回でもあるのでしょうか、家庭訪問でさえ玄関先で終えてしまう時代です。

 

年に1回あるかないかの為の部屋は必要なし!という考え方です。

 

 

LDKの一部としての和室

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和室を計画する場合はリビングやダイニングに隣接させて、LDKの一部として計画する場合が最も一般的です。用途としてはごろ寝、子供の遊び場、コタツを置く場所などが考えられます。

 

来客用としての和室ではなく、家族の為の和室という意味合いの部屋です。

 

和室が無ければ、その分リビングを広く取る事も考える事ができますが、和室を一部屋とりたい」というご要望は多く、私の経験上8割は和室を作れるのであれば作る方向性で進みます。

 

やはり畳のもつ温もりや井草の香りなど日本人には欠かせない物なのかも知れません。

 

またインテリアについてもリビングに隣接させる為、昔ながらのコテコテの純和室ではなく洋風テイストが入ったモダンなデザインになってきます。

 

 

 

 

家事室の代わりとして

リビングやダイニングの一部として計画した和室は、寛ぐなど使い方のほかに、家事室として使い方があります。

 

しかしこれは意図して和室を家事室の様な使い方にしようと当初から決めていたわけではなく、生活してみるとその様な使い方になったと言う事がほとんどです。

 

乾いた洗濯物は一旦何処かに置いておく必要があります。その一時置き場としての役割や、洗濯物を畳んだりと家事をする場所として活用されます。

 

ソファーに洗濯物を積み上げてしまうか、そのまま和室に持っていってしまうかの違いでしよう。

 

見方を変えればフレキシブルに使える空間だと考える事もできます。

 

 

 

寝室としての和室

寝室として和室を計画するケースもあり「床に寝ると落ち着く」という人もいます。

 

布団をたたんだり、敷いたりする作業がベットと比較すると大変ですが、いくら寝返りをしても、どんなに寝相が悪くても落ちることなく安心して寝れるというメリットもあります。

 

子供が小さい時はなおさらベットから落ちたりする心配をしなくて済むので寝る部屋は和室にしようと考える方もいるでしょう。

 

「床が、畳が落ち着く、安心感」が寝室を和室として使う時のキーワードです。

 

 

 

仏間として

部屋としては必要としていいないけど、実家にある仏壇を置く必要があるので仏間がいるといったケースもあります。

 

最近ではリビングにおいても違和感がないような仏壇も登場していますが、代々ある仏壇を和室におきたい(置かなければいけない)という方は小さくても仏間のある和室を計画しているのです。

 

 

 

 

 

 

畳の機能から考えるメリット・デメリット

さて先ほど和室の用途一覧を考えてみましたが、視点を変えてこれから子供を育てる「育児世代」、老後を過ごす「シニア世代」が使う場所として 機能に焦点をあてて 和室の在り方、メリットとデメリットを考えてみましょう。

 

 

畳のここが良い!(メリット)

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湿度調整・消臭機能・空気清浄

また畳に使われるい草は調湿機能を持っています。乾燥していれば水分を放出し、湿っていれば湿気を吸収してくれます。畳に直接布団を敷いても布団の下が湿らないのもつい草の機能のおかげなのです。

 

またい草はタバコや汗などの生活集を吸着分解してくれるため、「におい」も正常に保ってくれるのです。さらにホルムアルデヒドも吸着分解してくれる為空気清浄の機能も持ち合わせています。

 

和室に入った時気持ち良いのは「い草」のおかげだったのです。

 

フレキシブルな空間

子供が幼少期に和室があると「遊び場、昼寝スペース、家族で寝るスペース、」等が考えられます。

 

特に幼少期は親の目の届く範囲で遊ばせたいので和室をリビングに隣接させそこで遊ばせることができるように設計をします。目の届く範囲にいれば安心して昼寝をさせてり、遊ばせたりできます。

 

大きなベッドが無くても、家族で川の字で寝る事もできるでしょう。

 

また老後に夫婦で寝る場所としても特に大きなが無くても2人でな並んで寝る事もできるますので、空間としてはフレキシブルに使える点がメリットとして考えれらます。

 

 

畳のこれがダメ!(デメリット)

メンテナンスが大変

子供はヨダレ、具合の悪い時は嘔吐など頻繁にしてしまいますし、おねしょ等も考えれらます。もし畳の上に直接「そそう」された場合掃除が大変ですし、「シミ」として残ってしまいます。

 

床面(畳)が汚れてしまった場合の手入れや掃除がフローリングの場合と比較すると圧倒的に大変になってきます。場合によっては畳を替えなければいけいないかもしれません。

 

 

い草自体には調湿機能など良い面が沢山ありますが、畳自体を綺麗に保つといった面ではデメリットになりそうです。長い目で見ると綺麗好きな人には向かないかもしれません。

 

 

結局私に和室は必要なの??

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さて色々和室の持つ性格を説明しましたが結局のところいるのか、いらないのか迷っている事でしょうから背中を推しましょう。

 

結論

 

迷っている程度の場合は和室は不要と考える

 

 

 

という結論になるのです。和室はあれば気持ちよいのですが、仏間を置かなければいけない等どうしても必要不可欠な場合以外は無くても困る空間ではありません。

 

 

そうです実は「和室」はとても贅沢な空間なのです。和室がない分LDKを広く取る、収納を充実させる等考えても良いでしょう。

 

 

それでも「畳の空間が捨てがたい気がする・・」という方は「置畳」という商品を使って後から畳を置くという方法もとれますので、思い切って和室無しで進めてみては如何でしょうか。