家事の作業時間について考えてみましょう。子供がいるいない、共働き、専業主婦の場合などで作業環境は違うので一概には伝えにくいところがありますが、
家事に掛ける時間 男性、女性、20代〜70代まで含め全体の平均は一日2時間強
また男性と女性とでは圧倒的に作業時間が異なっており男性はどの世代(20代〜60代)でも30分から50分程度し家事を行っていないと言う結果になっています。70代を超えた男性でようやく1時間を超えてきます。男性はほとんど家事をしないと言っても差支えないのでしょう。
戸建住宅の購入や間取りを考えるときに男性が家事がしやすいかどうかは蚊帳の外、興味のない話でしょうが、一方で女性はそういうわけにはいきません。
子育て世代では家事に費やす時間が特に長くなっており、20代でまでは2時間半程度なのですが、30代以降の女性では一日4時間を超えて作業をしているようです。またそのうち約半分の2時間は食事に関わる家事なのです。キッチンに周辺に一日で2時間もいるのでいつの時代もやはりキッチンは「奥様の城」に間違いないのです。
全体の家事に費やす時間の大雑把な割合は、料理に関わる作業が50%洗濯に関わる作業が25%買い物・掃除に関わる作業が25%となっています
それくらい時間費やしているのでやはりできるだけ家事が楽な家が良いですよね。毎日のことなので、奥様が家の使い方にうるさく?なるのは当然のことですね。データが証言をしちゃっています!
間取りを考えるときにキッチンの仕様をこだわる場合もあるでしょうが、キッチンから見える景色もこだわりがある場合もあるでしょう。一日のうちに立っている時間が最も長いので当然でしょうが、よくあるのがテレビを見えるようにと言う要望です。
これは約3分の1の方がテレビを見ながら料理をするのが好きと言う結果が出ているようです。
洗濯に関わる作業時間は家事に占める割合のおおむね25%、
洗濯をする回数は毎日行う人は全体の約6割に上るそうです。休日だけをみると休日は9割の人が洗濯をしているというデータがあります。
つまり6割がたの人は洗濯物をためてまとめて洗うことは難しい生活環境という事になるでしょう。毎日ではないにしろ3日のうち2日は洗濯をしている事になるので間取りを考える時、洗濯をどれだけ効率よく、快適にできるかも重要なポイントになってきます。
毎日ではないにしろとても頻度が高く、洗う→干す→たたむ→しまうの一連の作業が多く面倒な家事の一つには代わりありません。
洗濯が好き!と言う方ももちろんいらっしゃるでしょうが・・・また他の家事と違って洗ったり干したりたたんだりの行為は同じ場所では行えません。
一つの作業が終われば違う場所で作業が必要なものばかりですので、一連の作業がスムーズに行える動線計画が良いですね。また動線が短かければ短いほど楽になっていくでしょう。
先にも出てますが、
買い物自体は家の間取りとはほとんど関係のない項目ですが、買い物から帰ってきたら玄関近くに自転車、自動車がすぐ止めれる計画がよいですね。