高低差のある土地と外構費用

この記事では、これから家を建てようとする土地に、

 

パッと見た目で40cm以上、土地と道路に高低差がある場合

 

外構費用が結構かかるんですよって話をしていきます。

 

という訳で比較的平坦な土地に建てる方は読む必要はありません

 

道路と土地に高低差が40cm以上ある場合

建築予定地が隣の土地と道路と
高低差のない平坦な場所に建てる場合は良いですが、

 

 

高低差がある場合は計画によっては
エクステリアの工事や建物本体の工事費が
大きく変わってきますで
良く考えて計画をする必要があります。

 

 

どういう事かと言うと、道路と高低差がある場合
高低差が最も少ない部分を
駐車場にすると最もコストが安く上がり、
かつ駐車場と玄関とのアプローチがスムーズです。

 

 

一方で高低差がある方を駐車スペースとしてしまうと
以下の様な費用が余分にかかってしまう事が考えられます。

 

  1. 余分に土地を駐車場として掘りこむ費用
  2. 掘った土を捨てる費用
  3. 土を留める為のコンクリートブロックの費用
  4. 階段設置費用

 

と様々なコストアップが考えられるのです。
これだけでも通常20万〜50万位の
コストアップは想定されます。

 

 

駐車スペースを変えるだけでこれだけ
費用が変わってくる事を知っておきましょう。

 

 

また全体的に道路との高低差がある場合
どちらにしても上記の様なコストが
余分にかかってくるのです。

 

 

つまり土地購入の際は高低差があると
見えない部分でコストアップの要因が
潜んでいる事になります。

 

 

建築に携わっている方であればこれくらいは
容易に想像できるのですが、
一般の方は分からないでしょうから

 

 

知っておけば無駄な出費を抑える事が
出来るかもしれませんし、
ハウスメーカー等から提案があった際
一言指示することができるかもしれません。

 

 

 

隣地と高低差が10cm以上ある場合

また隣地と高低差がある場合は、

 

お隣との境界にコンクリートブロック等で
土留め(土がお隣さんに流れないようにする)
工事が必要になります。

 

 

建築一般てきには
土地が高い方の所有者が
自分の土地の中に土留め工事をする
というのが慣習になっています。

 

 

おおむね隣の土地よりも10cm以上
高い場合には
自分の土地に自分の費用で
工事をする必要があります。

 

 

10cm以下の場合は境界工事は折半して、
境界線の中心にブロック等を設置することが一般的です。

 

 

土留め工事をするか、芝を貼るか・・

 

どちらのケースも共通している事ですが、
道路や隣地と50cm以上高低差あるようなケース
では何もしていない場合は
境界から斜めに土が盛られているので
実際に使える有効な宅地(平坦な宅地)は
少し狭くなってしまいます。

 

 

これを広げようと思うと
ブロックや擁壁工事をする必要があります。

 

 

このような工事をしなくても
斜めの部分に芝を貼るなどして
土が隣地側に行かないような対策が
必要になってきます。