それぞれの収納スペース
リビング・ダイニングの周辺はみんなが集まって生活を送る空間なので、いろいろな人の物が集まってきます。みんなで共通で使うものもあれば、個人的なものでリビングダイニングに置いておきたい物など様々です。ここではどのような物達が集まってくるかを考えながら必要な収納を計画していきます。
新築の場合は収納方法もいろいろ考える事ができますのでどのような方法、商品があるのかを考えてみましょう。
目次
1.大きな収納スペースが必要な物
2.小物と書類
3.棚、扉、引き出しを使い分ける
4.まとめ
大きな収納スペースが必要なもの
リビングやダイニングの周りには何が置いてあるでしょうか?また生活に必要なものはなんでしょうか?
あえてどこに何をしまうかと言う内容を問いかける事もないのでしょうが、間取りを考える場合ある程度はどこに何を収納するかを想定して図面を書いていく必要があります。
実際に新しい家になり生活が始まると多少当初と違う事もあるでしょうが、共通して置いてあるような物が必ずあります。その収納スペースを考えておきましょう。
リビング周りで大きなものはズバリ【掃除機】です。この収納スペースを確保しておく必要があります。
リビングの周りと言いましたが、LDKがある階と言った方が適切でしょうか。
どの家庭にも掃除機は必ずあるはずですしどこかに収納されているはずです。LDKが1階にあれば掃除機にも1階にあるでしょう。
この収納スペースをしっかり確保しておかなければ2階に掃除機を取りに行くと言った大変な手間が生じてしまいます。
収納する場所は別にリビングである必要はもちろんありませんが、同じ階のどこかに収納スペースを考えておきましょう。
さらに子育て世代で多いのは【子供のおもちゃ類】です。これは一つ一つを見ればあまり大きくないですが、(最近は大きなおもちゃも沢山ありますが・・・)量が多いのです。
量が多い為、収納するスペースも必然的に大きくなってきます。こちらも必ずしもリビングに仕舞う必要はないでしょうが、付近には必要でしょう。
特に来客がある時など、いちいち別の部屋に大量のおもちゃをかたずけに行くのはかなり手間になるでしょう。
別の部屋を子供が遊ぶ専用として取ってるケースもありますが、子供が小さなうちは何かしらおもちゃがリビング周りに転がっている事が多い為、その収納場所を考えておいた方がよりすっきりした生活がおくれるでしょう。
間取りのポイント!!
掃除機と子供のおもちゃ類の収納場所を確保する
リビング周りは小物も多い
小物も多いのがリビングです。特に書き物等をする生活シーンも多く、【文房具】がまず共通してあるのです。
鉛筆やボールペン、ハサミやノリ・テープ等など以外に良く使う物が多い事に気がつくはずです。
続いて【常備薬】となってきます。家族みんなが使い、とりやすい位置に収納されてあるでしょう。薬だけではなく絆創膏や虫よけスプレーなども同じような位置に仕舞っているのではないでしょうか?
また、広告類やDM、郵便物、生活に必要な【書類・書籍】が挙げられます。広告や郵便物はおおむね毎日何かしら届く事が多いでしょうし、それを別の場所に仕舞いに行く事は考えにくいですよね。
子供が幼稚園・学校から持って帰るお知らせのプリント類や、行事予定表などリビングのないと困る書類も多いはずです。
またちょっとした雑誌や市報など書籍も集まってくるのがリビング・ダイニング周りです。捨てていかないと溜まってくるので上手に整理しておく必要があります。
さらにテレビ周りでは【CD・DVD・Bluelay・リモコン】が挙げられます。今の時代にテレビがない家庭はまずないでしょう。必然的に上記の様なAV機器を収納するスペースが必要になってきます。
ただしこの収納スペースは改めて考える必要性はあまりないと考えています。壁掛けテレビの場合は別ですが、テレビボードをにテレビを置く場合はこのボードにおおむね収納できるからです。
間取りのポイント!!
文房具や常備薬・書類の整理を考えておく