駐車場と建物の位置の決め方・土地のゾーニング

建物範囲,駐車場サイズ

間取りを考える時は、その前に駐車計画をたてないといけません。

 

 

まず、その土地に何台止めれる事を希望しますか?その中でいつも使う車は何台でしょうか?・・と言う事です。

 

いい間取りはできたけど、全然駐車が出来ない土地の使い方になっちゃった・・ウケるWW

 

では、意味がありませんよね。

 

この記事で分かる事
  • どの様に駐車場の位置を決めるか?
  • 建物を建てる範囲の決め方

 

この2つについて、少し深堀して解説していきますね。


普段使う車の駐車位置を検討する

とても当たり前のことですが、いつも使う車は駐車しやすく出発しやすい計画がよいです。この当たり前のことも最初に家の配置と合わせて考えておかないと家だけは希望の間取りができそうだけど、十分な駐車スペースが取れいない・・・と言った事にもなります。

 

 

ですので、家の間取りを考える前に必用な駐車スペースは土地に対してどこにどのように取るかを検討します。その後余った土地のスペースで十分な希望の間取りができるか考えていきます。

 

土地利用1

 

 

例えば上記のように北側が道路で2台駐車スペースが欲しい場合は、この様な計画が考えられますよね。

 

 

上記の例は単純ですが、土地の条件の中には道路の突き当たりの土地で、自分の土地の中で車の回転を考えないといけない場合もありますので、土地の次第で駐車計画の難易度は変わってきます。

 

 

必用な駐車スペースは並列駐車(道路に対して直角)の時、1台につき最低2.5m×5mです。できれば3m×5.5mは欲しいですね。縦列駐車(道路に対して平行)のとき、1台につき最低でも2.5m×7m必用です。

 

 

これらの詳しい寸法はここでは紹介しませんが、上記の内容程度知っておけば、基本の計画をするのには十分な知識だと思います。
※より詳しい駐車場のサイズ情報はこちら⇒駐車計画

 

また、計画地が道路と同じくらいの高さで平坦であれば、道路から進入できれば、どこの駐車スペースを考えても問題ありませんが、道路と土地に高低差(40cm以上)ある場合は、なるべく高さの差が少ない場所に駐車スペースを持ってくる方が良いんですよね。

 

理由は、駐車場と玄関ポーチの高低差も少なくなるから

 

 

です。駐車場と玄関ポーチもあまりに高さの差があって、階段が沢山できると嫌じゃないですか?

 

 

階段が増えると、費用もかさみます。

 

 

間取りのポイント駐車場位置の決め方ポイント!!

@南側が広く取れる様な計画にする
A土地と道路との高低差がなくべくない所に計画にする
B玄関の位置からなるべく近くなるようにする

建物を建てる範囲を決定する

 

土地利用1
上記の様な北側が道路の土地を考えてみましょう。具体的なプランニングをすすめていく時いきなり建物を考え出したりはしません。

 

好きな間取りが考えついても、土地に上手くハマらなかったり、駐車スペースが上手に取れないようでは意味がありまりません。

 

まずは駐車スペースをどの様に取るかを検討します。周辺の道路状況や土地と道路の高低差を考慮して駐車する場所を決定します。

 

この時車を止めるスペースは以下の様な大きさを参考にして範囲を決めましょう。

 

以下の例では車2台分を例に取っていますが3台、4台の時も同じです。まずはスペースの確保を考えていきます。

 

これで位置と範囲が決まったので、干渉しないように間取りを考えていきます。

 

建物範囲,駐車場サイズ

 

間取りのポイント間取りと駐車場のポイント!!

駐車場の位置を決める⇒建てる事ができる範囲を割り出す