つかず離れずのロフトのある平屋
この家のデータ
2LDK+ロフト
1階:68.40u(20.69坪)
外観テイスト:プロバンス風
この間取りで参考になるポイントはココ!
- 寝室とウォークインクローゼットの取り方
- LDKにロフトの設計
- コンパクトな2LDKの計画
こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです
- 夫婦で過ごすコンパクトな間取りが良い
- ロフトや半地下のある変化のある平屋が良い
- 夫婦それぞれ別の部屋で寝る
▼▼平面・立面▼▼
配置計画のポイント
Point:平屋は庭と駐車場がとれるか考えてスタートさせる
土地が縦長なので、間取りも必然的に縦長になってきます。南側が道路なので駐車スペースを確保できる程度広さをとって、間取りを計画しています。
平屋を計画する場合は敷地の広さに対して建物の建つ面積の割合が大きくなるので、最初にどれ位の平屋だったら十分建てることができるのか検討しておく事も重要です。
間取りだけ大きく庭が小さくなったり、車が駐められなかったらいやですもんね!
今回は2LDKで計画をして庭もある程度とれている計画です。(計画場所が田舎の方なので、ゆったりとした時間が過ごせそうな場所なので、ゆったりとした時間が過ごせそうな庭のプレゼンにしています。)
平面計画のポイント
Point:2人でもゆったりと過ごせるLDK
夫婦の為の空間なのですが、LDKは16畳と2人で生活するには十分な広さで提案をしています。家でくつろぐ時にLDKが狭いとやっぱりいやですもんね!
そんなわけで標準的な4人家族でも過ごせる程度の提案をベースにしています。
Point:共有型ウォークイン
夫婦のつかず離れずの関係が良いとのご要望に応えるために、ウォークインを共有型にして、部屋は2部屋設けています。それぞれのプライベートも保つことができ、喧嘩したときはそれぞの部屋でこもることができてしまいます。
また少しだけこもりたい時にはロフトに書斎を設けていますのでこちらで過ごすとのこと。
Point:シンプルなゾーニング+ロフト
シンプルなゾーニングですが、少し変化のある空間も欲しいと言うことでロフトとロフト下に1階のフロアからは少し下がった段差のあるフリースペースも計画しています。
Point:この間取りのイマイチなポイント
全体的にコンパクトに無駄なく仕上げているので、これと言った短所はないのですが収納場所とするか、通路とするかで変わってくる部分があります。
- ウォークインを通り抜け出来るようにしているため、動線が良い分収納力が落ちる
外観デザインのポイント
Point:プロヴァンススタイルの特徴
外観は一般てきにプロバンス風と呼ばれるテイストです。田舎に建てるリゾート風がテーマなので、庭の計画もあわせてゆったりと過ごせる空間にしているのです。
オレンジ色の屋根と窓周りの飾り幕板で輸入住宅テイストを強調しています。
このとき使う屋根材はS型と呼ばれる丸みを帯びた瓦を使うことがポイントです。幕板も塗装品では無く木目柄が施された本物テイストの商品を使うことでより高級感のある外観になってきます。
この間取りを参考にしたいと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えよう!
- 共有型のウォークインクローゼットが良い
- ロフトと半地下の空間が欲しい
- ロフトは使いやすいように固定式の階段をつけて欲しい