この家のデータ
3LDK
1階:100.55u(30.41坪)
外観テイスト:和風
この間取りで参考になるポイントはココ!
こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです
▼▼平面・立面▼▼
配置計画のポイント
Point:母屋との位置関係を大切に
ポイントは正直ありません(笑)なにせ母屋の余った広大な土地に建てる2件目です。
あえてポイントと言うならば東側に母屋がありますので、そちらに勝手口が来るように計画と配置をしています。
母屋に住んでるおばあちゃんが煮物作りすぎたからどうぞみたいな勝手口を舞台としたほんわかしたシーンが目に浮かびます。
これだけでこのページの視聴率が1%はアップしたでしょう。
平面計画のポイント
Point:土間+和室
あまり特徴が無いようにも見える間取りですが、チョットした技が見え隠れしているのでそのあたりをお教えします。
玄関の土間から直接和室に上がれる計画にしています。最近では少なくなってきましたが、仏事の時にお寺さんが直接入れるように考えられた計画なのです。
また玄関先に近所の人がきて世間話を長々する場合もあるでしょう。そのときに腰をかけて話をする事ができてしまうので、ついつい長話になるのが欠点です。
玄関先にお茶が無造作に出されたら違和感しかありませんが、和室にお盆にのって出されたら雰囲気が出ちゃいますね。
Point:収納と音の緩和
また寝室と寝室の間にそれぞれの収納を配置して、音の緩衝空間になっています。生活の時間帯が違ったり部屋でテレビを見るなど「音」に配慮しています。これで心置きなく部屋でちょっとしたギターを弾いても気になりません。
Point:内土間
またキッチン横にパントリーを持ってきており、そこを通り抜けができるようになっているので動線が良くなっているのですが、今回のポイントはそこではありません。
明日使える技がでました!「内土間」ですね。打ち合わせ中では良くやってみたいと話にでる内容です。この時はどうやら提案段階から設計に盛り込んでました。
内土間の良いところは何か!それは2つ!1,土の付いた野菜などが直接置ける 2,外用のサンダルが置ける これです。
以外に便利なんですよ特に外用のサンダルは勝手口の外に放置され、ホコリと雨にまみれていることがほとんどのかわいそうなやつですが、おうちの中に入れてもらえるので、いつでも清潔な状態でいる事ができます。
ホコリにまみれたサンダルを履くのはチョット、ほんのチョットいやですもんね!きれいなサンダルだと意味も無く履いてあげたくなっちゃいますもんね。ゴミを外に持って行くだけのつもりが、ついつい庭の草が気になってそのまま草むしりもやっちゃうかもしれません。
いやいやそんな事は気にしないよ!と言う方は上の5〜6行の話は無かったことにしてください。
Point:通路にするか収納にするか
さてついでと言っては何ですが、真ん中の寝室は出入り口が2カ所設けてあります。東側の引き戸を開けるとすぐトイレ!すぐに用をたしたくなっても大丈夫。これで安心して寝ることができちゃいます。
ただこれは良し悪しがありまして、入り口をとるとそこには物が置けないのであります。出入り口が無ければ机を置けたり、タンスを置けたりできるので、そのあたりはよく考えて2カ所いるかどうかを判断しなければいけません。
Point:この間取りのイマイチなポイント
無駄と言えば無駄に見えるし、でも実は役に立っている廊下ですね
外観デザインのポイント
Point:和風住宅には入母屋
珍しく和風です。屋根も入母屋と呼ばれる和風住宅でよく使われる屋根形状です。なぜ和風か?それは母屋が和風だったからです。敷地全体の雰囲気を大切にされたいとの配慮です。
昔ながらの母屋の隣に突然まことちゃんハウスが建ったらびっくりしますもんね。(度が過ぎると逆に芸術的か??おしゃれもレベルが高すぎるとよく分からない的な場合もあるかも知れませんが)
やはり母屋と併せてバランスが取れていると単純に美しいと個人的には思います。
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