この家のデータ
4LDK
1階:110.22u(33.34坪)
外観テイスト:和モダン
この間取りで参考になるポイントはココ!
▼▼平面・立面▼▼
配置計画のポイント
Point:敷地内回転を考える
突き当たりの土地はどの方位に道路があっても土地の中で車を回転させて駐車させる必要があります。
今回のケースは北側に道路がくっついているのでどうしても北側の一部で車を回転させます。
これ以外正解が無い珍しいパターンですね。これでバックで駐車することができ、翌朝気持ちよく前進発車で会社に出勤する事ができます。
平面計画のポイント
Point:日当たり重視の間取り
回転部分と駐車スペースを除いた部分が間取りとして計画できる部分になります。この間取りでは南側にリビング・ダイニング・和室が仲良く南側に並んでいますので、日当たりを重視しています。
Point:一日のうちテレビを見る時間は?
今回の建て主さんは50代のご夫婦。お子様?も大学生と高校生で次のライフステージに入ろうかという時期で子育ても一段落。LDKも広くゆったりと過ごしたいとの事。
20代では一日にテレビを見る平均的な時間は1〜2時間程度だそうですが、60代になると4〜5時間は見るようになるようです。テレビを見る平均時間
水戸黄門であれば5本〜6本は見る事ができる時間ですのでかなりマニアックな水戸黄門博士になれそうです。
年齢を重ねれば重ねるほど家で過ごす時間が長くなるので快適に過ごせるLDKを計画することは長い目でみてもとても重要です。
Point:平屋のトイレ位置は超重要
また水廻りは家の中央付近にとっています。特にトイレが1カ所の場合はどの部屋からも行きやすい位置に計画することがポイントです。
寝室からは近いけど、リビングからは遠いみたいなトイレの位置はできれば避けるべきですね。
そんな遠い位置にトイレがあると、テレビを見ててドラマの良いシーンでトイレに行きたくなったら一大事です。もしかしたらトイレから帰ってきたらクライマックスが終わっているかも知れません。
W杯であれば1点くらい入っている可能性も考えられます。やはりどこからも遠すぎず・・これが平屋の場合のトイレのポイントです。
Point:寝室とLDKは離すべき?
寝室とLDKを離した位置に計画しているので音がお互いに届くことは少なく、リビングでテレビを見ていてもゆったりと休むことができます。
リビングでくつろいでいる人も、安心してお笑いを見て爆笑する事ができます。笑いたいのに笑う事ができなければ健康にも良くないですもんね!
外観デザインのポイント
Point:凹凸を付けた切り妻屋根
平屋ですが、ある程度凹凸をつけて屋根も重なりがあるデザインにして変化のある外観にしています。
切り妻屋根は今回のケースのように凹凸をつけると三角形の屋根面(妻面)が凹凸の数によっていくつかに重なって見えるデザインになります。
凹凸が多ければ多い程屋根形状の複雑になってきます。
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