この家のデータ

 

この間取りで参考になるポイントはココ！

 

 

 

▼▼配置図▼▼

 

配置計画のポイント

 

Point：無駄なく土地を使うセオリー
敷地は北側と東側が道路面でよく見える面になっています。南側は宅地がありますので、日当たりを考えると建物は北側に寄せてなるべく隣地との距離をとるようにします。

 

あわせて駐車スペースも南側にとることで、空いた南側に西側が庭、東側が駐車スペースと綺麗に分けることが出来ます。土地を無駄なく綺麗に使う土地に対するゾーニングのセオリーと言えます。

 

また北東の角が隅切り（斜めにカットしてある敷地形状の事）があるのでその形に合わせて建物を計画する事で外観デザイン上も綺麗になり、尚且つ使いづらい土地部分も無駄がなくなります。

 

 

▼▼平面・立面図▼▼

 

 

平面計画のポイント

 

Point：家の中央が大切
2LDKで27坪ですので少し広めの建物といえます。実際は3LDK程度の広さなのですが、その1部屋分が間取り中央にあるマルチスペースです。リビングの一部として使ってもよいですし、書斎スペースとしても使えますし、家事室、客間としても親を一晩泊める部屋としても使えます。

 

引き戸で解放出来る空間としておいて、必要に応じて仕切ることが出来る事で使い方の幅も広がります。間取りの中央にある点が最大のポイントといえます。この位置にあるからこそ色々な用途に使えるマルチスペースなのです。

 

Point：キッチンから見渡せる
またキッチンからマルチスペース含めLDK、庭まで見渡す事が出来ますので、子育て世代の方にも、子供の様子が分かるので安心出来ます。

 

 

Point：玄関の取り方でプライバシー性能向上
リビングとダイニングの前に大きな掃き出し窓を設け庭に出る事が出来るようにしていますが、玄関を張り出させていることで東道路側からの目線が遮ることが出来るようになっています。完全に隠しているわけではありませんがある程度プライバシーを保つ事が出来るので、快適性が向上します。

 

 

Point：二方向から出入りできるWIC
主寝室にウォークインクローゼットを設けていますが寝室と廊下、両方から出入りが出来るように設計しています。廊下から出入りができるので家族みんなが共有できるクローゼットになっており、洗濯物を干す⇒クローゼットへ収納する動線が短くなることもポイントです。

 

 

外観デザインのポイント

 

Point：プロヴァンススタイルは瓦が重要
平屋では珍しいプロヴァンススタイルの外観です。このスタイルはやはり屋根の形と屋根の丸形の瓦がその印象を決める重要なポイントなのですが、間取りは凹凸が多い形なので屋根の形状もやや複雑なデザインが可能です。

 

間取りが複雑であればあるほど屋根のかけ方のパターンが増えていきます。今回は出っ張っている部屋を使って下屋のような形状にしているので北、東どの面からみても屋根がよく見え瓦が強調されるのです。

 

Point：アールのデザイン
輸入住宅風のデザインでは一部にアールを取り入れることで、雰囲気をいっそう引き立ててくれます。このアールを作る素材は、塗り壁が一番良いですが、一般的な窯業系サイディングでもアール状にカットすれば可能です。

 

この間取りを参考にしたいと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えよう！

 

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