この家のデータ
2LDK+S(サービスルーム)
1階:68.20u(20.63坪)
外観テイスト:コンテンポラリー
この間取りで参考になるポイントはココ!
こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです
▼▼平面・立面▼▼
配置計画のポイント
Point:玄関、駐車場は幹線道路沿いにとらない
横幅が意外に狭い土地形状をしておりあまり建物自体も横長に計画ができません。南側を庭+駐車場としています。
今回は南側が道路なので日当たりの面では問題ありませんが、ある程度交通量が多い道路である為、安全上や道路からの目線、プライバシーの点から玄関やリビングは幹線道路からなるべく離した位置に計画することが重要です。
東側は団地内道路です。南側の幹線道路からの駐車計画もできますが、団地内道路からの駐車計画をした方が後ろからの車を気にする必要がないので、落ち着いて車庫入れすることができます。
平面計画のポイント
Point:オーソドックスな平屋ゾーニング
コンパクトにまとめているので東側がパブリックゾーンと西側がプライベートゾーンとはっきりしたゾーニング計画です。平屋の間取りの考え方ではオーソドックスな間取りと言えます。
Point:20坪程度で3LDKも可能
中央が玄関になるので通常であれば窓がとりにくく、暗くなりがちですが廊下形状をL字型としているため、小窓がとって明るさを確保しています。サービスルーム(納戸)を北西角に設けていますが、大きさは約4帖です。もう少し全体を調整していくと、現状は2LKD+Sですが、3LKDの30坪の平屋戸にすることも可能です。
Point:コストプランニング
また玄関先も一部へこました形状にしておりポーチ柱などがいらない設計にしています。家全体のボリュームも小さいのですが、こういった詳細な部分でも余分な費用がかからないような設計になっています。
コストプランニングを意識したコンパクト設計です。
コストプランニングとても活きている間取りなのですが、家自体を小さくしている分、収納等も影響が出ています。
外観デザインのポイント
Point:外観もコスパを重視する
外観についてもコストパフォーマンスを意識したデザインに仕上げています。シンプルな切妻屋根を使っている為、屋根で格好良く仕上げる事は難しいのでLDKに西面に一部アクセントの外壁の貼り訳と、スリット状のデザイン窓を設けています。
屋根形状を片流れ屋根を使うなどシャープな外観にもできますが、今回の設計のテーマはコンパクト、コストプランニングです。
この間取りをみて参考にしたいなと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えると良いですよ
プラン修正を繰り返しても全然上手くいかない・・とお困りの方はこちら↓
家づくり勉強中という方はこちら!↓