この家のデータ
3LDK
1階:99.92u(30.22坪)
外観テイスト:和モダン
この間取りで参考になるポイントはココ!
▼▼配置図・平面図・立面図▼▼
配置計画のポイント
Point:基本は東をあける
狭くは無いですが、広いとも言えない60坪程度の一般的な造成地です。平屋ですので日当たりをきちんと確保する事が大切ですが、南側道路なので日陰になってLDKが暗い・・と言うことはまずありません。
しかし東側には宅地が有り二階建が立っているので東からの日当たりをとるためには東側を隣地から離す必要があります。今回は約4m程確保して朝日を取り込めるよう考えています。
東側も通常は庭として使い、来客時には予備駐車場として使うことも想定しています。東側の隣地と距離をとり、その空間を駐車スペースをとる手法はわりとよく使うオーソドックスな設計手法です。
平面計画のポイント
Point:くつろぐ場所としての縁側
和室の前に小さいですが縁側を設けています。広くは無いですが南向きで常に日当たりのよい庭ゾーンに縁側を計画しています。
道路からもあえて近めの位置に計画していますので、ご近所の方とちょっとしたコミュニケーションをとる場所としても使えます。またバーベキューや花火などアクティブな使いかはもちろん、日当たりがよいので昔ながらのくつろぐ縁側スペースとしても使えます。
Point:一体感のある和室の取り方例
LDKと和室の位置関係はLDKを広く使いたい、広く見えるようにしたい時に提案するゾーニングの一つです。リビングとも一体感がありますしキッチン前との一体化もあります。なおかつ引き戸で仕切ることができるので個室としても使えます。
個室としても使える利点を活かして玄関から直接入れるドアを設けています。扉が多くなるので見た目や、コスト面ではデメリットも出てきますが、とても良い位置に和室が鎮座してますので最大限使える様に計画すべきなのです。先ほどの縁側と併せてさらに使い方の幅が広がります。
Point:借景という考え方
また寝室は北側、キッチンすぐ横に計画しています。キッチンすぐ横という少し変わった提案ですが、子供の世話などもしやすい位置関係です。またこの敷地は北側の景色が良い場所があるので、その景色を眺めることができるようこの位置に寝室があるのです。
この他の敷地の景色を借りることを借景と良い、限られた土地でしか出来ませんが心地よい空間を提案する為の設計手法の一つです。
Point:廊下からも入れるウォークイン
寝室に付属するウォークインは廊下からも出入りが出来る計画なので洗濯物を洗面で乾かしてそのまま収納出来るため家事動線をよくする為の提案を行っています。
外観デザインのポイント
Point:万人受けしやすい形
屋根、外壁をブラックとグレーをベースカラーとして木目をアクセントカラーとしています。基本的な屋根のデザインは切り妻屋根ですので非常にオーソドックスな形状です。
形がオーソドックスな分ダーク系の色合いと、木調のブラウンが和のテイストを感じさせる配色です。
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