畳コーナーが肝のLDK
この家のデータ
4LDK
1階:103.10u(31.18坪)
外観テイスト:モダン
この間取りで参考になるポイントはココ!
- 畳コーナーの計画の仕方
- 廊下のある間取り
- 寝室と子供部屋の間はWIC
こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです
- LDKは広く感じる空間にしたい
- 大人の寝室は防音対策も考えたい
- みんなが使いやすい畳コーナーにしたい
▼▼配置図・平面図・立面図▼▼
平面計画のポイント
Point:みんなが使いやすい畳コーナーを
LDKに畳の空間を計画するパターンはよくあります。最も多いパターンはリビング続き、ダイニング続きであったりと、どこかの一面が続きというケースです。
今回はキッチンとリビングに隣接しているという少し変わったパターンですが、LDKとの一体感がある空間構成です。小さなお子さんを寝かしておいても安心できますね。
また冬場、ここにコタツがあることを想像すると、もう一つのダイニングとしても使え楽しそうな時間が想像できます。
多目的に使えるようにするにはLDKのうち2つと隣接するような計画が好ましいのです。
Point:廊下を設ける事も大切
間取りを考えるとき廊下をなるべくするなくする事はコストを抑える上でも重要な考え方で、当サイトでもたびたび紹介しています。
しかし、平屋の場合では廊下のある間取りの有効性を説明しています。2階建ての場合はLDKと寝室が1階と2階とで分かれているので音が気になる事はまずないのですが、平屋の場合は違います。
LDKと寝室が同じフロアにあるので、音がそれぞれ聞こえやすくなってしまいます。それを緩和してくれるのが廊下というわけです。
平屋で検討している場合は、積極的に廊下を取り入れる事も考えておく必要があります。
Point:防音対策には収納を作る
各部屋間の防音対策では収納を作る方法が有効です。収納部屋がそれぞれの音を防いでくれます。また間取りではなく施工方法でも防音対策をとる事もできます。
それは石膏ボードを2重に貼る事+断熱材を充填する事です。単純ですが、どちらも実施することでかなり防音効果があります。これは実際にアパートなどの共同住宅で施工されてる方法なのです。
Point:トイレの位置はみんなが使いやすい位置が基本
プランニングで以外に見落とされがちなのがトイレの位置です。トイレは必ずみんなが数回使う場所です。くつろいでいる時も寝る時も、勉強している時も、いつ使うかわかりません。
当たり前なのですが、みんなが使いやすい位置に持ってくることは意外に見落とされがちになっています。
Point:この間取りのイマイチポイント
- 中廊下が暗くなる
- 回遊できるが、移動距離が長い
- 廊下が長い分コストが高くつく
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