この家のデータ
4LDK+ガレージ
1階:131.15u(39.67坪)
外観テイスト:モダン
この間取りで参考になるポイントはココ!
こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです
▼▼平面・立面▼▼
配置計画のポイント
Point:南北に長い土地の使い方
要望されている家のボリュームが大きいので80坪程度の土地に対しても割といっぱいまで敷地を使います。土地が南北に長くなおかつ東側が道路なので北側が駐車ゾーン南側が庭のゾーンと分けることがポイントです。
駐車ゾーンを北側に持ってくることで玄関も北側に持ってくることで自然な間取りのゾーニングになります。また南側が庭のゾーンなので日当たりのよい場所にLDKを持ってくることもまた自然なゾーニングになってきます。
間取りと敷地のゾーニングがリンクして使いやすく、快適な間取りができあがる珍しいパターンでもあります。このれを間違えるとちぐはぐな家と土地になってしまいます。
平面計画のポイント
Point:ガレージと玄関は基本的につなげる
インナーガレージを希望されており、ガレージ内と玄関ホールが引き戸でつながるように計画をしています。駐車してからぬれずに部屋の中に入ることができます。また、ガレージ内も一台分ギリギリで計画するのではなく少し余裕を持って設計しています。
Point:多機能ガレージ
コストとの兼ね合いになりますが、少し広くとっておくことで自転車置き場や、バイク置き場またはちょっとした車をいじる時の作業スペースとしても使うことができ、用途の幅がグッと広くなってきます。
多機能なガレージができあがるので、計画される場合は少し費用をかけてでも、余裕のある広さをとることをお勧めしています。また今回は特殊な形状の土地と言うこともあるのですが、寝室からガレージを見ることができるようになっています。車が好きなご主人の為の配慮です。
Point:縦長を利用してパブリックとプライベートを分ける
LDKと和室が南側に固まっており、広がり、庭日当たり風とおし共良好な住空間ができあがっています。
またLDK、子供部屋と寝室を離して設計してあるので寝室が特に落ち着いた環境になっています。また水まりを中間ゾーンに配置してあるので、どの部屋からも比較的使いやすいのが特徴です。
Point:この間取りのイマイチなポイント
かなり南北に長い建物ですでコスト面ではイマイチな部分も多いのです。
外観デザインのポイント
Point:間延びしないデザインに配慮する
太陽光の設置が前提の為南側に屋根を流す必要があります。これを利用して片流れ屋根を組み合わせたシャープなエレベーションをデザインしています。
建物自体がとても南北にながく、東側道路面から見たときに間延びしてしまいそうな形状ですので、太陽光が乗る部分の屋根を思い切り大きくとる事で全体のデザインのバランスをとっています。
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