快適な寝室の計画4つのポイント

主寝室,計画

 

主寝室の広さは一般的には6〜8帖で設定される事が多いです。寝室での就寝スタイルは住まわれる方それぞれですが、畳で寝る場合と、ベッドで寝る場合で最低限必要な部屋の長さ(短辺方向)が変わってきます。

 

畳スタイルであれば地べたに布団をしく為部屋いっぱいまで布団が敷いてあっても、布団の上を歩けば通行はできます。

 

しかし、ベットで寝るスタイルあれば当然ですがベッドを置くスペースが必要ですし、ベットの周りを人が歩けるように余分に通路スペースをは確保する必要があります。

 

寝室のレイアウトのポイントを押さえて快適な寝室の計画をしましょう。

 

 

1.収納前の空きスペース

 

収納の前は80センチ程度は通路を確保しておきましょう。

 

大きな荷物の出し入れを、通常使う場合のストレスを考慮した場合これくらい取れていれば十分使いやすい収納になるでしょう。

 

どうしても80センチが難しい場合でも70センチ程度はとる必要があります。

 

 

 

2.窓際のレイアウトはNG

 

最近の住宅ではペアガラスにLow-Eガラス・アルミ樹脂複合サッシが主流になっており、

 

窓自体の性能は非常に良くなってきていますが、冬場の冷気等を考えると、できるだけ窓際にベットの配置は避けるべきです。

 

 

 

3.通路の幅

 

寝室はベットだけ・・というケースはまれでしょうが、家具と家具の間や通るだけの通路であれば50センチ以上取れていばよいでしょう。

 

理想は60センチ程度です。この人が通れるか通れないかを検討する場合の10センチは非常に重要になってきます。

 

 

 

 

4.エアコンの計画

 

エアコンの本体はできるだけ足元に風が当たる位置に設置します。

 

エアコンの機能で風よけ等の機能を持った商品も存在しますが、顔に風が直接当たる事はあまり良い事ではありません。

 

乾燥した空気が直接顔に当たると喉を痛めてしまう場合もありますし、あまり気持ち良いものではありません。

 

冬場を考えると暖かい空気は上に上がりますので、エアコンの気流は床に噴き出すように下向きが効率や体感温度がよくなります。

 

もし枕元に風が当たる位置にあると先程のように乾燥した空気が直接顔に当たってしまします。

 

 

 

 

上記は7.4帖程度の寝室を例に説明をしており部屋の短辺が3.5mあります。実際に寝室を計画する場合はベッド+足元の通路50センチを考慮して2.7m程度以上の部屋の短辺は確保する必要があります。

 

 

 

間取りのポイント寝室レイアウトポイント!!

@収納前は80センチ以上の空きを確保

Aベッドはできるだけ窓際を避けて配置をする

B通路部分は50センチ以上を確保する

Cエアコンは足元に風が当たる位置に計画をする


落ち着いた寝室にする為の計画方法

部屋の配置計画の工夫

主寝室,計画

収納計画の工夫

主寝室,計画

 

寝室は寝る時しか使わない事がほとんどだと思いますが、(もちろん寝室に付属する書斎があったりと使い方は人それぞれです)生活のリズムはみな違うのです。

 

どういう事かと言うと一般的には朝起きて、夜寝るが当たり前のリズムだと思いますが、三交代勤務の方はどうでしょうか?昼間寝て夜起きて仕事に向かうと言ったこともあるでしょう。

 

これが寝室とどの様に関わってくるかと言うと部屋の位置が考え方で変わってきます。例えば子供部屋のとなりに寝室を持ってくるとどうなるでしょうか?

 

昼間子供が学校から帰ってきてとなりの部屋で遊び出すと音が気になって眠れないでしょうし、夜仕事に向かう時も自分が出す物音が気になってくるでしょう。

 

このような生活リズムを考えて部屋の位置を考える事も重要なポイントになってきます。ただし部屋の位置は動かしようがない場合は、子供部屋と寝室の間に収納をもうけてクッション材とする方法も考える事が出来ます。

 

間取りのポイント寝室の間取りポイント

@寝室と子供部屋の位置関係を配慮する

A部屋と部屋の間に収納を設ける

 

 

さらに寝室について詳しくなりたい方は

 

広さの目安が分かると、家具の配置の失敗もなくなります
⇒寝室の広さの目安と、テレビ、ベットの配置

 

2階建でも、1階に寝室がある間取りが人気があります。
⇒【間取り集】1階に寝室がある間取り例

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