LDKの広さを平面的に立体的に広く見せる技

この家のデータ

3LDK +中二階
1階:90.09u (27.25坪)

 

参考になるポイント
  • L型のLDKレイアウト+ウッドデッキ
  • 中二階のある平屋のプランパターン
  • プライベートな庭を眺めるキッチンの配置の仕方
  • 平屋の場合の廊下の取り方

 

 

 

 

 

 

間取りのポイント解説

 

 

Point:中二階と勾配天井の平屋

 

平屋は屋根なりに天井をとる事ができるので、二階建てと違い勾配天井と相性がいいのが特徴です。

 

LDKを勾配天井として、高くなった部分を利用して中二階の書斎とその下を収納として計画しています。

 

立体的なチョットした「非日常」空間を作ることで、家づくりがグッと楽しくなるはずです。

 

床を上げればその分、下の空間が空くのは当然ですが、LDK用の収納ができている点がポイントです。

 

掃除機はもちろん、季節の家電(扇風機やヒーター)、子供が小さいうちはおもちゃの収納場所としても重宝します。

 

家族構成が将来的に変わっても、色々な使い方が出来そうですね。

 

LDK+勾配天井は、フラットな天井に比べると費用は掛かりますが、平屋であれば検討する価値は大いにありますよ!

 

 


 

Point:廊下の存在意義

LDKと寝室、子供部屋に5m程度の廊下があります。

 

一見無駄に見える廊下も、LDKからテレビの音や笑い声、話声等の気配を個室に伝えない、逆に個室からの音や気配をLDKに伝えないなどの役割を果たしています。

 

よく、廊下は無駄だと思われがちですが、住んでみるとメチャメチャ役割を持っていることが分かります。

 

予算が逼迫していなければ、個室とLDKの間には廊下をとる事をおススメしています。

 

 

 

Point:プライベート感の強いデッキとLDK

よく見るとリビングが張り出し、道路からの目線を遮るような間取り、家の形になっています。

 

リビングが南側隣地とあまり距離が取れないので、日当たりの面では若干犠牲になっていますが、その分東側(デッキ側)に大きな掃き出し窓を取って明るさをカバーしています。

 

また、LDKがL字型の配置になっているので、ウッドデッキと手も相性の良い間取りです。

 

LDKと床が連続しているような空間が作れるので、実際の広さよりも広さを感じる事ができます。

 

LDKと上手に連続させたウッドデッキは・・

 

 

子供が遊ぶ・プール・洗濯物を干す・BBQなど・・活役の場が多い

 

 

Point:玄関前には壁

玄関を隠すように、ポーチ部分を大きな壁で目隠しをしています。

 

こちらはメリット・デメリットがあるので好みがハッキリ分かれます。

 

デメリット

  1. 玄関ドアが隠れるので、近所に対してオープンな感じが無くなる
  2. 玄関が暗くなりがち

 

メリット

  1. ドアを開けても家の中が丸見えにならない
  2. 子供が道路に飛び出すことを防ぐことができる
  3. 外観デザイン上カッコよくできる

 

以上の様な事を考えて、玄関を隠すか、隠さないかを検討してみると後悔のない家づくりになります。

 

 

 

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