コストを意識した総2階の間取り

こんな間取りを考えている人に参考になります。

  • コストを抑えた間取りにしたい
  • スタディコーナーのある間取にしたい

 

 

この家のデータ

4LDK
1階:55.77u2階:55.77u 延べ床面積:111.54u(33.74坪)
外観テイスト:シンプルスタイル

 

この間取りで参考になるポイントはココ!

  • 長方形の整った外形での間取りの取り方
  • 階段の位置と主寝室の位置を上手に考えてバルコニーを玄関の屋根兼用にする

 

 

コストパフォーマンス,総2階

コストパフォーマンス,総2階

コストパフォーマンス,総2階

配置計画のポイント

 

Point:基本に忠実な配置計画
家の配置はセオリーに添った快適な間取りを考えるときの基本に忠実なものになっています。南側が道路なので建て物をできるだけ北側に寄せて配置し、南側を庭・駐車場として広く取るようにしています。

 

さらに北側に寄せる際にも、北側がバックヤードとしても機能するようにある程度(1.3m程度)離して配置をしています。こうする事で建物の裏側もただの通路の様な細い空間ではなく、使い道のある土地として生きてきます。

 

つまり1m程度しか残らない様に配置してしまうとただの通路になっていますが、あと30cm程足して1.3m程度にしておくとゴミ箱を置くスペースやタイヤを置くスペース、自転車を置くスペースなどに生かす事ができるのです。

 

できるだけ北に寄せて南を広く取るのは基本ですが、土地の利用計画を考える上では全体を無駄なく使う計画を立てる事もとても建物配置の重要なポイントです。

 

 

平面計画のポイント

 

Point1:コスパに優れた形
南側を広く取っているので、LDKを南側に一直線で配置したワンルームタイプの間取りです。LDKは文句なしに明るいのがポイントです。またタイトルにも書いていますが、1階と2階が全く同じ面積になっている完全総2階のコストパフォーマンスに最も優れた形になっています。

 

 

Point2:単調で面白さはない
コスパが優れてはいるのですが、その分間取りの面白さや外観デザインが単調になるなどのデメリットはもちろんあります

 

 

Point3:コンパクトながら十分な収納スペース
この間取りはコンパクトにまとめながらも1階に和室とシューズクローゼット(SCL)、2階にスタディコーナーがありプラスアルファが楽しめる設計になっています。

 

また廊下と呼べる空間はほとんどなく各所にこまごまとした収納を取れているのもポイントの一つです。1階で考えると掃除機をしまう収納、キッチン周りではパントリー、洗面ではタオル・下着等をしまう収納も取れています。

 

 

Point4:バルコニーを玄関の屋根と兼用する
バルコニーを玄関上に持って生きている為、バルコニーが玄関ポーチの屋根代わりになっており機能を兼用している所もコストパフォーマンスを意識した設計になっています。

 

 

外観デザインのポイント

 

Point:あえてシンプルさを追求する
外観デザインは完全総2階の切妻屋根なので、建物形や色ではアクセントが付けれません。そこで割り切って思いっきりシンプルな色・デザインで統一する事で飽きのこないスタイリッシュなデザインにしています

 

アクセントをつけたのは窓のデザインのみです。大きな窓と小さな窓の組み合わせで極端なデザインをしてスッキリまとめています。屋根と外壁の色はダークブラウンとホワイトとしてシンプルさにこだわっています。

 

 

この間取りをみて参考にしたいなと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えよう!

  • 複雑な形は避けてシンプルな形で間取りを考えて欲しい
  • バルコニーは玄関のポーチ屋根と兼用してコストを抑えた計画にしたい。(※北側玄関の場合は難しいです。)

 

プランで悩んでいる方向け 関連記事

間取りでモヤモヤしていますという方はこちら↓


プラン修正を繰り返しても上手くいかない・・とお困りの方はこちら↓

【プロ必見】見せた瞬間ファン化させ、契約率を20%UPさせる