細長い土地の有効利用とプランニング

この家のデータ

4LDK
1階: 58.87 u2階:47.66 u 延べ床面積:106.53u(32.22坪)
外観テイスト:プロバンス

 

この間取りで参考になるポイントはココ!

  • 東西に幅が狭い土地でのプランニング方法
  • 玄関部分を張り出してプライバシー性の高いゾーンをつくる
  • 土地に余裕がある場合は北側をあえて広めにとる配置

 

 

▼▼配置計画▼▼

縦長,土地,間取り

 

▼▼平面・立面▼▼

縦長,土地,間取り

縦長,土地,間取り

縦長,土地,間取り

 

配置計画のポイント

 

Point:東西に狭い土地の形を利用する
土地の横幅が狭く縦に長い土地での間取りです。長方形の土地形状を生かして最大限無駄なく利用する設計にしています。

 

南側の日当たりは問題ないので多少建物が縦長になっても十分明るい間取りがつくれます。無理に北側に寄せる必要が無い為、北側もバックヤードとして活用する為1.8m程度あけて建物の配置をしています。

 

 

Point:あえて北側を広めに確保する
こうすることでゴミの仮置き場、自転車、バイク置き場などの活用が考えられます。南側を駐車場と庭と言う形にとっています。基本にのっとた配置計画ですが、北側をバックヤードとして利用するように、あえて少し広めにあけているところがポイントです。

 

 

平面計画のポイント

 

Point:LDKの日当たりを重視
玄関・LDKを南側に計画しています。日当たりが良い条件の土地ですのでLDKを南側に配置し一日を通して明るくなるように考えています。

 

 

Point:建物を貼り出させて目隠しにする
また縦長の土地条件をここでも活かした設計をしています。それは玄関ホールとポーチ部分を張り出してLDKを道路から隠すような計画にしている点です。

 

目線を全て隠せるわけではありませんが、ある程度隠せるだけでも随分プライバシー性が向上し居心地がよい空間をつくることができます。

 

これに合わせてLDKの前に植栽、シンボルツリーなどを設置すると見た目にも良くなり、さらにプライバシー性が良くなってきます。

 

 

Point:南北の風通しに配慮する
幅が狭い土地なので水回りや、和室は北側になってくるのですが、北側にあるLDKと隣接する和室には大きな窓を北側に設けて、南北の風通しがよくなるように考えています。

 

北側をあけるように建物を配置していますので、風通しが悪くなることもありません。

 

 

Point:玄関先にパイプを設置する
玄関の収納はシューズルームタイプです。靴をしまう棚とハンガーパイプを併設しています。引掛けるところがあるので、レインコートなどの収納ができます。

 

2階の各部屋は家角に位置しており窓が2方向に設置することができ風通りの面でよい条件になっています。

 

 

 

外観デザインのポイント

 

Point:南欧風テイストの基本デザイン
テイストはプロバンス系の明るい外観になっています。上げ下げ窓を採用して四角い窓がいくつもあるようなデザインに仕上げています。

 

また玄関部分が張り出しているので、外壁を貼り分けてアクセントにしています。全体は淡い色でまとめていので、この部分は濃いめの外壁が良くマッチします。

 

この間取りをみて参考にしたいなと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えよう!

  • 周りの目線があまり気にならないようなLDKを計画して欲しい
  • 風通しには配慮して隣地から離してほしい(他の計画に支障無い程度に)

 

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