この家のデータ
4LDK
1階:116.97u 延べ床面積:116.97u(35.38坪)
外観テイスト:モダン
この間取りで参考になるポイントはココ!
配置計画のポイント
Point:土地に対して家が大きいので注意
敷地に対して要望されている建物が大きいため、南側の日当たりがとりにくくなっています。その為建物と駐車場、庭の計画をバランスよく考えないとどこかにしわ寄せがいってしまいます。
駐車計画と庭を南側に配置して、南側を出来るだけ広くあけるようにしています。また西道路側も少し広めにとって車が玄関先まで寄せれるスペースをとっています。
これによって雨の日などぬれずに玄関まで行くことができるので、小さな子供がいる場合や荷物が多い場合などとても便利です。
平面計画のポイント
Point:リビング中心型
まずはLDKの日当たりがポイントになってきます。配置の計画と合わせてリビングが明るくなる位置に重点をおいて配置をしています。
またリビングを中心にキッチン・ダイニング・和室・小屋裏の書斎スペースが来るようにプランニングをしていますので、広がりのある空間ができています。
『人がたくさん集まる間取り』が良いと言うご要望でしたので、大人数が集まっても人の動きがスムーズに流れるようなLDKのレイアウトになっています。
Point:友達もキッチンに集める
キッチンとダイニングを隣接させてその周りを回遊できるようにしており、またキッチン前にはカウンターを設置して、そこで食事などがとれるように予備テーブルとして使えるようになっています。
Point:小屋裏に書斎
こちらも人が多く集まっても食事がとれるように考えられた部分です。和室と小屋裏の書斎スペースとも連続している為、人が集まったとき便利なだけでなく、普段から家族の気配が分かるように一体的な使い方を想定しています。
小屋裏の書斎下の空間は共有の収納スペース・納戸として計画をしています。
Point:平屋だからこその立体感を大切にする
建物が敷地に対して大きい為必要な部屋数・大きさ以上に収納スペースを確保することが難しいのですが、床を高くしているところを書斎・その下を納戸とすることで、平屋ですが立体感のある空間ができ、なおかつ収納スペースも確保できるため、『平屋だけど収納が多い・無駄がない』設計になっています。
Point:平屋だからこそ回遊性を
書斎を家の中心として回遊できる間取りになっているので家事動線や家族の動線もスムーズに流れるようになっています。子供が外から帰ってくるとまずは洗面に行って手を洗ってそれからリビングに・・といったシーンも想定できるでしょう。この洗面脱衣所とキッチンの間の家事スペースもポイントの一つです。
キッチン⇔家事室⇔洗面脱衣所の家事動線がスムーズです。寝室や子供部屋はある程度日当たりや眺望は犠牲にしていますが、その分快適なLDKを提案している設計です。
外観デザインのポイント
Point:三角+四角でデザインする
外観は屋根裏の書斎スペースをとる為に片流れ屋根の形状をとっています。北側が道路なので屋根が上がりきった部分が道路面にきてしまいます。
メインの外観になるのであまりシンプルになりすぎないように一部分は陸屋根にして片流れ+陸屋根のデザインとしてアクセントを持たしたファザードにしています。
□+△の箱を組み合わせたによりシンプルモダンで立体感のある外観を目指した提案にしています。
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