この家のデータ
5LDK
1階:115.27u(34.87坪)
外観テイスト:コンテンポラリー
この間取りで参考になるポイントはココ!
こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです
▼▼平面・立面▼▼
配置計画のポイント
Point:敷地内だが実際は道路みたいな扱い
実際の道路は北西のに接続しているだけの、道の行き止まりに位置している土地です。ですので車が敷地の中で回転して、駐車できる計画でなければいけません。
そのため図面にあるような駐車計画に限られてきます。北側の一部も車の回転場としてスペースを残しておかなければなりません。滅多にないケースですが、敷地の中で車の回転場を必要とする土地はどうしてももったいない感じがしてしまいます。
もしそのような土地の購入を考える場合はこの点を考慮して、それでも価格的に適切かどうかを判断すべきです。
平面計画のポイント
Point:コストは掛かるが凹凸をつける
平屋のデメリットにもなりやすい事柄ですが、窓が各部屋に2面取れないので風通しがいまいち・・・と言った場合がありますが、今回は5LDKの全ての部屋で風通しが2面以上で取れる計画になっています。(和室を閉め切った場合は違いますが)
L型形状の建物に凹凸を付け、角ができるように設計しています。こちらも方法も窓がとりやすくなると言った反面コストアップにつながるデメリットもあるので、全体のバランスでどこまで風通しを求めるかが重要になってきます。
Point:子供部屋はリビング経由
子供部屋は2階建てのケースでよく使われるリビング経由の階段の平屋バージョンです。LDKを通らないと子供部屋に行かれないようになっています。
Point:平屋でもトイレは2カ所が便利
今回は子供部屋と夫婦の寝室を離した計画をしています。そのためトイレを2カ所で計画しています。1カ所でもさして問題はありませんが、2カ所あることで夜中トイレを利用するときどちらの部屋からも近いため便利です。
特に子供が病気の時に重宝します。子供はすぐに嘔吐していますが、近いとトイレで済ませてくれるケースも出てきます。
重要なポイントではありませんが、LDKにパントリー他掃除機などを収納する物入れも計画しているので、使いやすさに配慮した収納計画としています。
Point:この間取りのイマイチポイント
外観デザインのポイント
Point:特にこだわりが無いパターン
特に外観にはこだわりが無いと要望されたケースです。そのためあまり特徴的なデザインにはせずに、切り妻屋根をベースとした洋風モダン(コンテンポラリー)と呼ばれる現代では比較的ポピュラーなテイストにしています。
良くも悪くも癖のないデザインなので万人受けするデザインと言うこともできますが、個性が無いと捉えられる場合もあるので、ある程度アクセントを加え必要があります。
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