キッチンが中心の家

この家のデータ

4LDK
1階:91.57u(27.69坪)
外観テイスト:和モダン

 

この間取りで参考になるポイントはココ!

  • キッチンを中心としてLDK、和室、庭が見渡せる間取り
  • 敷地をいっぱいまで使って駐車場、庭、サービスヤードを無駄なくとる建物計画

 

こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです

  • キッチンから子供の様子が分かる感じにしたい
  • キッチンからテレビが見れる間取りが良い
  • 平屋だで廊下は極力少なくしたい

 

 

▼▼平面・立面▼▼

子供,間取り

 

子供,間取り

 

配置計画のポイント

 

Point:優先順位をつけてゾーニング
建物は27坪とさほど大きくないのですが、土地もあまり広いわけではないので車2台分の駐車計画をとると、平屋の場合かなり敷地いっぱいまで使ってしまいます。

 

 

駐車計画は北側にとる必要がある土地ですので建物配置は南側によってきてしまいます。そのためLDKも南側の建物に近くなりがちなのでできるだけLDKの南側を大きくとる必要があります。

 

 

主寝室も南側にありますが、すぐ南に隣地建物あり南側の日当たりは期待できません。ただし東側は開けているので朝日は期待できます。寝室なので日中の日当たり・明るさはすっぱりあきらめています。

 

 

通常の団地程度の土地の広さ(50坪〜60坪)に平屋を計画する場合はそれぞれのメリット・デメリットを理解して取捨選択が必要です。

 

 

平面計画のポイント

 

Point:間取りの中心はキッチン
タイトルにもなっていますが、最も重視している設計テーマは子供の様子が分かる家です。解説がないと気がつきにくいですが、家の中心にキッチンがあるので、ここに立周りを見渡すとLDKはもちろん目が届きますが、和室、庭も見渡すことができる間取りです。

 

 

Point:子供部屋もキッチン近く
見渡せるだけでなく、キッチンの横廊下をはさんですぐに子供部屋の配置にしているので、子供が部屋いる場合でもある程度の気配が分かる位置関係です真横だと音やにおいも気になりますが、廊下を挟んで子供部屋という配置関係がポイントです。

 

子供,間取り

 

 

Point:サービスヤードも意識
キッチンが中央にあるので水わかりは西側に固まってきます。キッチン後ろに脱衣所がありその先に勝手口を設けています。サービスヤードとして西側の敷地も使えるように配慮しています。

 

 

Point:洗面と脱衣は別
この設計では洗面がトイレ横にあり脱衣所と洗面コーナーが別にある設計です。来客時に手を洗いたい時など脱衣所に通す必要がないので脱衣所の整頓に気を遣わなくてすむパターンの間取りです。

 

 

Point:ワンポイント提案
北側の玄関横に外壁アクセントとして一部引っ込めたデザインになっており、屋根もかかっている空間です。バイクが趣味のご主人のバイク置き場として提案をしています。

 

 

この間取りの短所は?

  • LDKと各部屋が近いのでプライバシー性に欠ける
  • 寝室と子供部屋を離しているので、トイレの位置があまり良くない(寝室からトイレの動線が良くない)

 

 

 

外観デザインのポイント

 

Point:小窓でアクセント
太陽光を設置するため屋根はシンプルに切り妻屋根になっています。ただしリビングの天井を高くするために屋根が上がっている状態になっています。(図面では分かりづらいですが・・)

 

 

これにより太陽光パネルをのせつつ平屋でも高天井の設計が可能になります。今回はできるだけ天井高を取れるように屋根形状の合わせた勾配天井という斜めになっている天井を提案しています。複雑な屋根形状は難しい条件ですが、外壁や小窓でアクセントをつけるようにしています。

 

 

この間取りを参考にしたいと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えよう!

  • LDKと和室は続き間でなおかつ庭まで見通せる計画にしてほしい
  • 敷地に無駄スペースが無くなるような提案通い

 

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