中庭のある間取りが良いから間取りを庭を囲むような間取りにしよう!と意気込んでみてもどのような間取りがあるか実際に見てみないと分からないですよね。
コの字型の間取りは少し特殊なので想像がつきにくいものです。コの字型を採用すると「中庭」ができますのでそれをどのように生かした間取りにするかがポイントになってきます。
ここではコの字のレイアウトパターンの間取り例を解説しています。是非今検討中の方は参考にしてみてください。
3辺あるコの字型を囲むパターンは基本的に次の2つに絞られます
物理的にLDKでだけで3辺を囲むことはよほど大きな家でない限り不可能ですので、目を向けないことにしましょう。
せっかくの中加庭です。LDKを気持ちの良い空間にするためにもまずは、LDKから見えるような計画が基本です。
それから土地の広さ、形状などを考えながら他の部屋を検討しましょう。
LDKから中庭を眺める事ができるので、一体感がありLDKが広く感じる事ができるパターンです。
普段過ごす時間が長いのはやはり、リビングやダイニングです。ここを重視したい方はこのレイアウトがおすすめです。
また玄関から入って廊下から中庭を望めるので、家に入った時の雰囲気づくりにも一役買っています。
LDKからは一辺しか繋がっていませんが、その他2部屋を中庭と連続させるパターンです。和室、寝室を連続させる事で、それぞれの部屋から気持ちの良い空間が作りやすといったメリットがあります。
この家のデータ
3LDK+畳コーナー
1階:88.20u(26.68坪)
外観テイスト:ナチュラル
この間取りで参考になるポイントはココ!
こんな要望を持っている人、生活スタイルを考えている人に参考になる間取りです
▼▼平面・立面▼▼
平面計画のポイント
Point:コの字型の間取りの特徴
LDKは一直線のワンルームタイプです。このワンルームタイプの間取りが活きてくるように畳コーナーと主寝室をコの字形状で庭を作り込むように配置をしていますコの字形状に合わせて濡れ縁を設けています。もちろんウッドデッキを設置しても良いでしょう。
この形で外部の庭を作り込んでいくとリビングや寝室と囲まれた庭部分が一体的な空間になり、部屋内にいても広がりが出てきます。
つまり庭がリビングの一部・寝室の一部と言った空間になってくるのでリビング・寝室があまり広く取れていなくても狭く感じることがなくなってきます。
Point:平屋だけど廊下の少ない設計
またLDKを中心として玄関・子供部屋・寝室・水回りを配置していますのでそれぞれへの廊下がほとんどなく平屋だけれども無駄のない設計にしています。
ただし廊下がなくコンパクトにまとまっている分、各部屋が近いのでパブリックゾーンとプライベートゾーンが近くなってしまうので音・気配などの点ではデメリットも出てきます。
Point:この間取りのイマイチなポイント
LDK中心とした平屋です。メリットも多いですが多少のデメリットもあります。
外観デザインのポイント
Point:単調にならない形
切り妻屋根の組合わせで設計されています。平屋で屋根面積が大きいので、切り妻屋根である程度切り返しをつけても4kw程度の太陽光パネルの設置が可能です。
屋根の色をブラウン系にして外壁はホワイト、清潔感や明るさを連想させる仕様にしてナチュラルテイストな全体的に柔らかな外観デザインにしています。
また同じ間取りでも次のように屋根形状や、カラーバランスを変えることで全く違ったデザインにすることも可能です
この間取りを参考にしたいと思ったら、打ち合わせ中のメーカー、工務店にこう伝えよう!
※具体的な方法は壁のプラスターボードを2重貼り、断熱材を充填する、ドアを防音仕様にする等
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