平屋の暑い!を対策する方法

平屋の家を建てようかな?と思ったとき、その「暑さ」って気になりますよね?

 

 

実際住んだことあるわけじゃないし、暑すぎないか不安だわ・・

 

当然の疑問ですよね。

 

ただ、実際には平屋に住んだことはなくてもアパートでも2階建ての2階に住んでいたり、

 

若しくは実家の2階建ての2階に部屋があれば似たような環境だと気づけるかもしれません。

 

「・・・という事はやっぱ暑い?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

 

早速ですが、結論から話しましょう。

 

 

平屋であっても、2階建ての2階の部屋であっても十分な対策を取れる。

 

 

です。この記事ではそんな暑くなる原因と、4つの対策法を詳しく解説していきますので

 

 

対策ポイントを活かして快適な平屋を実現させてくださいね。

 

 


1.平屋が暑いといわれる当然な理由

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何故平屋が暑いと言われるのか??あまり深く考える必要はあまりないかもしれませんね。

 

2階建ての場合は2階部分が熱を遮ってくれる緩衝空間になっているのです。直接の太陽光の熱は2階部分にたまり、1階部分は2階部分に溜まった熱からの間接的な影響になります。

 

直接と間接では間接のほうが熱が伝わりにくいというわけです。

 

また同じ平屋でも「小屋裏空間がある平屋」と「無い平屋」では小屋裏空間が無い方が当然熱を直接受けるので暑くなりやすくなります。


平屋に住んでいる人の体験談

体験談@:南側の大開口で日中がサウナ状態に…

 

40代ご夫婦(埼玉県)

40代ご夫婦(埼玉県)

 

南向きの大きな窓が明るくて気に入ってたけど、夏になると直射日光が入りすぎて、室内がサウナみたいになります。午後には床まで熱くなるので、なるべくそこは歩かないようにしています。

 

考えられる原因

軒の出が短いなど、日射遮蔽が不十分、Low-Eガラスを使っていないなどガラス性能が低い

 

 

体験談A:エアコン1台では冷えない

 

福岡県 30代・子育て世帯

 

リビングのエアコン1台で家全体を冷やすつもりだったけど、全然冷えない。冷房効率が悪くて電気代も高くなった。

 

 

 

考えられる原因

ワンフロアで空間が広すぎる/断熱・気密が弱い設計

 

 

体験談B:屋根裏が暑すぎて断熱をやり直した

 

40代ご夫婦(埼玉県)

岡山県 60代・夫婦2人暮らし

 

夏場は屋根からの熱がひどくて、天井裏の断熱をリフォームしました。最初から断熱にお金をかけるべきでした。

 

考えられる原因

屋根断熱が不十分/通気層が設けられていない

 

 

体験談C:風通しを甘く見て後悔

 

愛知県 50代・単身女性

 

平屋だから風が通ると思ってたけど、全然風が抜けない間取りになっていて蒸し暑い。風の通り道は大事だと痛感。

 

 

考えられる原因

窓の配置・開口部の対角設計がされていない

 

体験談D:平屋は暑いって聞いてたけど…意外と快適!

 

40代ご夫婦(埼玉県)

山口県 40代・3人家族

 

平屋は暑いってネットでよく見るけど、うちは逆に快適。断熱等級を上げて、庇とシェードをつけたからかも。夜は窓を開けると涼しくて気持ちいいです。

 

成功ポイント

高断熱+日射遮蔽+通風計画がしっかりされている

2.平屋の暑さ対策

2-1.小屋裏空間を大きく取る

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単純に狭い小屋裏と、広い小屋裏ではため込める空気の量と天井との距離間に差が出てきます。当然屋根裏もせいまいより、広い方が暑さ対策に有効になるのです。

 

陸屋根と言われるフラット屋根は小屋裏空間が必然的に狭くなりますし、切妻、片流れというデザインは小屋裏空間を広く取りやすい形状です。

 

家のデザインにも影響するので無理やり小屋裏を広く取る必要はないでしょう。できれば小屋裏を広く取ると暑さ対策になるという事です。

 

 

 

 

2-2..断熱材は絶対にケチらない ★おすすめ★

 

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断熱材を沢山入れる、グレードをアップさせるという、住宅間取りの設計サポートがお勧めする最も確実に効果の上がる方法です。

 

屋根や天井に入れる断熱材の量やグレードをアップさせるとう基本的な方法です。

 

断熱材と一言で言っても様々な商品の断熱材があります。比較的安価で効果的な方法はグラスウールを天井や屋根に充填することです。

 

このグラスウールを高性能の商品にするだけでも効果があります。 

 

グラスウールは密度が高ければ高いほど性能が良いのですが、一般的には10kg/m3〜14kg/m3程度の商品が一般的に使われていますが、

 

16kg/m3〜24kg/m3のものにすると良いでしょう。

 

 

 

 

2-3.屋根の材料に注目する

 

あまり注目されないのですが、屋根の材料も重要です。

 

屋根に使われる素材は大別すると以下の4つに分ける事が出来ます。

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最も断熱効果の高い素材は粘土瓦です。続いてセメント瓦となります。

 

素材の厚みもスレート、金属板と比較すると相当の差がありますし、瓦は下地との間に少し5cm程度の隙間ができる施工方法になるので、そこに空気が入り込み断熱効果が期待できるのです。

 

また、最近メジャーになったガルバリウム鋼板等の金属板屋根は薄く熱を通しやすい素材で、施工方法も屋根下地にペタっと張り付けるような工法になります。

 

デザイン性は高いですが、断熱と言う面ではデメリットがあります。またスレート屋根も素材自体は薄く屋根にペタッと張り付けるような工法なので断熱効果は薄いです。

 

しかしスレート屋根には「遮熱機能」を付けた商品が出ていますのです。その商品を選択する方法があります。商品名の一例をあげるとケイミューの「遮熱グラッサ」という商品です。

 

 

さて 断熱効果の高い順に並べると以下のような順位になってきます。

 

粘土瓦 > セメント瓦 > スレート > 金属板

 

 

 

 

 

2-4.小屋裏を強制的に換気する

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暖まった空気がその場に居座り続けているとどんどん温度も上がってしまいます。車の窓を開ける原理と一緒で、空気の入れ替えをしてあげる事で温度が上がることを防ぐことができます。

 

車だと窓があるので窓を開ければ良いですが、屋根裏はどうすればよいのでしょうか?

 

それは強制的に換気扇を付けて、小屋裏の空気を入れ替える方法です。

 

小屋裏に洗面やトイレについているような排気の換気扇を設置し強制的に暖まった空気を排気させてしまうのです。

 

 

 

3.平屋暑さ対策のまとめ

平屋に限らず、2階建ての2階の部屋も同じ事が言えるのですが、暑さ対策には以下のような対策をとると効果があります。

 

     

  1. 【お勧め度★☆☆】小屋裏を広く取る
  2. デザイン的にも屋根裏を大きく取れるようであれば切妻、片流れ等のデザインで屋根裏空間を広くとる。陸屋根は屋根裏空間が取りづらいので△

     

  3. 【お勧め度★★★】断熱材をグレードの良い商品にする。
  4. その時14kg/m3等の密度の数値に注目するとわかりやすい

     

  5. 【お勧め度★★☆】屋根素材を検討する
  6. 屋根の素材は粘土瓦・セメント瓦が暑さ対策には有利

     

  7. 【お勧め度★☆☆】小屋裏に機械の換気扇を設置する
  8. メンテナンスに注意

     

 

さて以上をすべて実施する事は現実的、計画的に難しい事が多いでしょうから、ガルバリウムの屋根が良い場合は断熱材のグレードを上げるだけでも良いでしょう。

 

特に断熱材はデザインや家の形に影響せず確実に効果がある方法です。

 

気になる場合は断熱材だけでも工務店、ハウスメーカーの標準品より上のグレードを相談してみると良いですね。

 

 


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